SSブログ

自転車あおり運転で道交法改正

 今回は「自転車あおり運転で道交法改正」新たに規定を書こうと思います。

 前に、神奈川県の東名高速道路で、あおり運転の末に別の車による追突事故を引き起こした事を原因に「危険運転致死傷罪」が適用された事を書いた様な記憶が有ります。その原因と成った「あおり運転」に対し、。他の車両を妨害する目的で執拗にベルを鳴らすなど自転車のあおり運転を「危険行為」と規定した事が、9日、あおり運転の違反点数などを定めた改正道交法施行令を閣議決定した様です。・・・チャリのあおり運転ですかあ~草

 内容は、3年以内に2回違反した14歳以上に安全講習を義務化し、施行は今月30日の様です。あおり運転が社会問題になる中、自転車は新型コロナウイルス感染拡大の為の宅配サービス、健康目的のサイクリング「などで利用が広がり、新制度で事故抑止や交通マナー改善を促すことが狙いの様です。

 今までは、信号無視・遮断踏切立入り・指定場所一時不停止等・歩道通行時の通行方法違反・制動装置(ブレーキ)不良自転車運転・酒酔い運転・通行禁止違反・ 歩行者用道路における車両の義務違反 ( 徐行違反 )・ 通行区分違反・ 路側帯通行時の歩行者の通行妨害
・交差点安全進行義務違反等・交差点優先車妨害等・環状交差点安全進行義務違反等・安全運転義務違反、などの14項目が「危険運転」とされてきました。

 タクシーに乗務していると、信号無視・指定場所一時不停止・酒酔い運転・通行禁止違反・ 歩行者用道路における車両の義務違反 ( 徐行違反 )・ 通行区分違反などは殆ど毎日の様に目撃します。それこそ家政婦は見たではなくタクシー運転手は見たの世界です。

 14歳以上の場合、危険行為は上記記載した様に3年間に2回の摘発で安全講習が義務となり、受講しないと5万円以下の罰金と定められるそうでです。

 今回の改正令では、あおり運転に当たる「妨害運転」を第15項目に規定した。自動車やバイク、他の自転車の通行を妨げる目的で、逆走して進路をふさぐ、幅寄せ、進路変更、不必要な急ブレーキ、ベルをしつこく鳴らす、車間距離の不保持、追い越し違反の7行為が想定されているそうです。

 因みに、自転車事故の判例としては、平成17年11月横浜地裁判決の「夜、無灯火自転車が携帯電話の画面に気を取られ歩行者に衝突。歩行困難の後遺障害を負わせ5,000万円を損害賠償。」、平成22年2月福岡高裁判決の「信号無視の自転車が車と接触、車が中央分離帯に衝突し、運転者が大けが。自転車は、過失傷害罪で罰金30万円。」、平成8年10月大阪地裁判決の「夜間、ライトが無いマウンテンバイクが歩行者に衝突。後遺症が残った歩行者に約2,580万円を損害賠償。」など割と高額な損害賠償が認められてます。

 自分がタクシーに乗務していて一番危険だナ~と思う事は、1番目が指定場所一時不停止、2番が通行区分違反で所謂反対車線走行、次が信号無視・・・です。

 更に言えば、ウーバーイーツのスマホを操作しながらの運転です。危ないったらありゃしない・・・草

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:求人・転職

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント