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東京最安値の300円タクシー

 今回は「東京最安値の300円タクシー」を書こうと思います。

 現在の東京の乗車運賃は、上限が初乗り運賃(1.052km)、加算運賃は237mごと80円、時間距離併用制運賃(時速10km/時以下)は90秒ごと80円になっています。又、下限運賃は、上記順番で380円、256mごと80円、95秒ごと80円になっています。

 ところが東京には初乗り300円というタクシーも存在します。一見下限割れを起こしているいる様ですが、初乗りの距離は796mになっています。

 初乗り410円は410円÷1,052m≒0.39円/mなので、0.39円/m×796m≒296円で、申請又は許可が必要かどうかも分かりませんが、一応410円とメートル単価はほぼ同じになります。

 この会社の凄いかどうか分かりませんが、深夜早朝割増なしと長距離割引です。長距離は3段階の割引が有り、6,000円超過金額:1割引、9,000円超過金額:2割引、12,000円超過金額:3割引きで最も低料金のタクシーの様です。

 横浜にも深夜割増がない会社も有りますが・・・大阪の5・5割までとはいかなくても相当な割引です。迎車料金も290円と日交などの410円よりかなり安価に設定されています。

 運営するのは東京・江東区に本社を構えるエコシステム株式会社というタクシー事業者です。「過度な新規参入を煽り、この業界を破壊させた」と、今も恨み節をこぼすタクシー乗務員が多い小泉政権の規制緩和の2004年に、当初10台のプリウスでスタートし、現在は新木場と綾瀬に営業所を置き、車両数は143台にまで会社を成長させました。

 自分もこの会社の行灯は東京へ行った時に見た事が有ります。この会社の社長は非常にユニークな人の様で、元公立学校の教員で、1991年、児童が拾った犬を教室で飼い、5段階評価で全児童に(最高の)「5」の評定をし、円滑な学校運営に支障を生じさせたことなどを理由に分限免職処分になり、2004年にこの会社を創業しました。

 社団法人・東京乗用旅客自動車協会に加盟申請はしている様ですが、約13年間棚上げ状態のまま、未だ認められていないそうです。

 この会社、歩合制で最大67%の歩率の様で、260人ほど在籍している乗務員の平均月収は約50万円だそうです。仮に平均歩率60%と仮定すると、50万円÷0.6≒830,000円の営収になります。割増無しで、しかも長距離割引が6,000円超過金額:1割引、9,000円超過金額:2割引、12,000円超過金額:3割引き、で83万円の営収は・・・東京の事なので凄いのかどうかも分かりません。草

 但し、社内で定めている乗車時間や乗車距離の上限の遵守は事故に繋がる事なので厳しい様です。

 東京の乗務員にこの数字どうなんですかと聞きたい・・・デス。

 この割引は横浜の様な方式なのか、それともこの金額を超えれば全ての金額が割引されるのかは?です。草

 ノシ・ノシ・ノシ

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