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Hailoって知っていました?

 今回は「Hailoって知っていました?」を書こうと思います。

 いきなり「「Hailo」と言われても何のこっちゃ?だと思います。「第1回 タクシー・スマホアプリ配車の普及方策に関する検討会」に出席した人の中に「ヘイロー・ネットワーク・ジャパン」という会社の委員(社員)がいました。

 この検討会には、「スマホ de タッくん推進委員会」、「日本交通」、「全国個人タクシー協会」、「ヘイロー・ネットワーク・ジャパン」、「国土交通省旅客課課長補佐官」、「国土交通省旅客課長」、「観光庁観光産業課課長補佐」、「国土交通省大臣官房審議官」の代表が出席して行われ、座長は一橋大学大学院の教授が務め、平成 26 年2月 26 日に行われたものになります。

 この検討会の議事録を見でヘイロー・ネットワーク・ジャパンが行っている「Hailo」というタクシーに関するサービス事を遅まきながら知りました。

 Hailo(ヘイロー)社は、正式には「Hailo Network Holdings Limited」と言い、2010年12月に英国でタクシードライバー3名と起業家3名により立ち上げられた「タクシー配車サービス」になります。

 日本では2012年8月8日に上記した様に「ヘイロー・ネットワーク・ジャパン株式会社」という社名でスタートしています。Hailo社は既にロンドン(英国)、ダブリン(アイルランド)、トロント(カナダ)、シカゴ、ボストン(米国)等でサービスを展開していた様です。

 日本では、KDDIとの協業により同社はKDDI Open Innovation Fundより出資を受けています。日本でのサービスインは2013年9月になり、当初は“日本法人”のHailo Network Japanがサービスを展開していましたが、2014年には運営母体を新会社のヘイロー株式会社に移し、経営体制も刷新した様で光通信から出資を受けていて2015年には東京進出も視野に入れていたそうです。

 同社は、国内や海外の著名ベンチャーキャピタルから100億円程を調達したイギリス発の配車アプリのベンチャー企業の様です。

 現在は分かりませんが、2013年にはロンドンを走るタクシーの約6割に導入されている配車アプリです。日本ではウーバーに先駆け2013年の9月に決済でGMOペイメントゲートウェイ、ジェーシービー、三井住友カードらとタッグを組み、当初は大阪市から北港梅田ハイタク事業協同組合、ナニワ交通、仲川交通、オール大阪交通及び個人タクシーの約100台でスタートした様です。

 が、残念な事に同社は2015年7月15日に大阪でのサービスを終了しています。大阪でサービスインしてからたった3年の寿命?でした。

 ウーバーは2014年8月より東京都内全域で本格的にタクシーの配車サービスを開始しています。

 当初の検討会が有ったのは平成26年、西暦では2014年になり、ウーバーもHailoも業務を開始しています。

 ここで疑問が湧きます。何故検討会にウーバーではなくHailoを招致したのか?遥かにウーバーの方が知名度も実績も有るので、ウーバーを招致するのが本筋の様な気がするのは自分だけでしょうか?それとも・・・?草

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