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東京の7月の無線配車実績と全国タクシーアプリ

 今回は「東京の7月の無線配車実績と全国タクシーアプリ」を書こうと思います。

 今回の実績は7月なので、東京無線が全国タクシーに加盟した7月25日は加盟後5日なのでその影響は未だ数字に表れていない様です。

 全体的に見ると大幅に増えている様で、トップは日交の49.1%増の1台当たり142回、2位は東京無線の4.1%増の105回/台、3位はKmの45.5%増の88回でした。

 昨年の12月に全国タクシーアプリと提携した帝都は47.3%増の39回/台でした。帝都は「ココきて・TAXI」という配車アプリが有り、これは帝都自動車交通グループが、東京私鉄協タクシー各社、小田急南多摩タクシー、京成電鉄グループタクシー各社と連携したスマートフォンからタクシーの配車注文を行う無料アプリです。なので、帝都は2つの配車アプリと電話配車で1台あたりの配車回数は39回で、1日約1.3回の配車になる計算です。

 東京4社の1つの大和は-8.7%で35回/台だった様です。大和も 「大和自動車交通タクシー配車」というアプリを持っていますが、同じく電話配車と合わせても1日1回位の配車の様です。

 Kmは前に書きましたが「フルクル」という配車アプリと「kmタクシーアプリ」という2つの配車アプリがある様です。「kmタクシーアプリ」は普通の配車アプリですが、「フルクル」は迎車料金がかからない代わりに迎車が保証されません。

 車両台数は日交業務提携会社を含み約4,500台、Kmが同じく約3,600台、大和が同じく約2,500台、帝都は同じく約1,500台の様です。特筆すべき事は大和は東証2部に上場している事でしょうか。

 話が逸れましたが、日交は「全国タクシー」、Kmは「フルクル」と「Kmタクシーアプリ」の2つのアプリ、帝都は「全国タクシー」と「ココきて・TAXI」の2つのアプリ、大和は「大和自動車交通タクシー配車」というアプリが有ります。

 それぞれの機能はフルクルを除くと殆ど変わりませんが、1つだけ大きな違いが有ります。

 それは「全国タクシー」にしかネット決済機能に対応していない事です。タクシー王子はパネルディスカッションでキャッシュレス決済の整備に一層注力すると述べています。

 自分も初めて知りましたが、日交の決済方法はクレジットカードだけでなく、「auかんたん決済」、「ドコモケータイ払い」のキャリア決済、ヤフーの「Yahoo!ウォレット」に対応している様です。

 各配車アプリの違いはフルクルを除いて殆ど無いので、日交が無線配車NO1になった理由を考えると、しいて言えば済方法が日交が一歩進んでいる事か、又は日交のアプリの信頼性か、全国タクシーアプリ対応車両が多い事が理由かもしれません。

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