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全タク連が取り組む11の事項とアメリカのアプリ

 今回は「全タク連が取り組む11の事項とアメリカのアプリ」について書こうと思います。

 前に全タク連が取り組む事項として以下が有ると書きました

 ①初乗り距離短縮運賃
 ②事前確定運賃
 ③相乗り運賃
 ④ダイナミックプライシング(変動迎車料金)
 ⑤定額運賃
 ⑥相互レイティング
 ⑦ユニバーサルデザイン(UD)タクシー
 ⑧タクシー全面広告
 ⑨第2種免許緩和
 ⑩乗合タクシー
 ⑪プライベイトリムジン

 話は変わりますが「アメリカライドシェアサービス事情」について纏めてみます。

 先ず最初に頭に思い浮かぶのが、1. Uberと2. Lyftだと思います。この2つのアプリの内容は殆ど違いが無く、しいて言えばウーバーは海外展開を行い、リフトは現在の提供は米国のみ位ではないでしょうか。

 ドライバーにとってはリフトはチップ制を初期段階から導入しており、給与も高めなので待遇面でリフトの方が人気は高い様です。ウーバーはセクハラ問題など社内トラブルが多発し、又ドライバーからの訴訟・クレームなども相次いたので、ウーバーはドライバー向け改善施策を実施して以前は存在しなかったチップ制度を設けました。

 次は前に書いたヴィアで、これはニューヨーク・マンハッタン内の直線移動が一律5ドルでできるライドシェアアプリになり、同様のアプリにニューヨークのマンハッタンの110st以南を、一律で10ドルで乗れるJunoが有ります。前記した⑤の「定額運賃」と同じ定額性です。

 次に「Summon」というアプリです。基本的にウーバーと同じですが料金体系が決定的に異なり、「Summon」は20分12.5ドルの定額で、言い方を変えると上記②の「事前確定運賃」と⑤の「定額運賃」の要素を持ったアプリで、WEBからの利用です。

 次は「Chariot」という物で、14人まで乗れる大型車版ライドシェアサービスで通勤などに使われている様で、③の「相乗り運賃」にあたり森ビルの行っているヴィアの実験と同じです。

 通勤に特化したアプリのDuetやScoopも有り、又本来のライドシェアの目的の「空いてる席を有効活用したい」ドライバーにメリットがあり、自分がどこかへ向かう際に「ついでに」乗客をピックアップしてライドシェアするアプリの「Carzac」という物も有ります。

 日本と同じ様にタクシーを呼べる配車アプリも有り、「Curb」です。基本的にUberに近しいサービスですが、イエローキャブをなどのタクシーを呼ぶ事と事前予約が出来るという点が決定的に異なります。

 長々と書いてしまいましたが、「事前確定運賃」、「相乗り運賃」、「定額運賃」の思想は既にアメリカで行われている事の様です。

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