SSブログ

「タクシー運転手の副業」

 今回は「タクシー運転手の副業」を書こうと思います。

 タクシー運転手は、勤務体系上、隔勤の場合月に乗務するのは会社によって違いますが、月に約11勤務~13勤務になっていると思います。但し年金を受給している人の中には7勤~8勤の運転手もいます。

タクシー運転手の募集広告の中には、1ヵ月に11日~13日しか果たらなくて良いので、自分の時間が多く持て、趣味や好きな事に時間をさけるという宣伝文句はお決まりです。

果たしてそんなに自分の時間が持てるのでしょうか?前にも書きましたが、12勤だと出番→明け番→出番→公休の繰り返しになります。朝8時に出庫すると帰庫時間は翌4時になります。まず第1の方法としては、明け番に仕事をする方法が有ります。副業が昼からだとすと、支度や通勤に掛かる時間を考慮すると、睡眠時間は大体6時間ぐらいではないでしょうか。20時間運転した後、6時間寝て、又6時間~8時間副業の仕事になります。

次は出番になるので副業はできません。次は公休になるので、出勤や副業時間の制限はありませんが、次の日は出番なのであまり遅くまで副業の時間は取れないでしょう。いいと夕方の6時位までではないでしぃうか。このローテ-ションでは、月の休みが全く取れません。

これは目一杯タクシーと副業の仕事をした例ですが、副業は付11勤だと19日12勤だと18日13勤だと17日働く事になります。単純計算で時給1,000円とすると、勤務時間6時間で、それぞれ114,000円、108,000円、102,000が月収になり、8時間勤務すると,152,000円、144,000円、136,000円が付きの副業の仕事になります。

公休の日だけ働くと、11勤では8日、12勤では6日、13勤では4日副業が出来ます。上記のように時給10,000円とすると、それぞれ6時間勤務で36,000円、24,000円、16,000円が収入で、8時間勤務とするとそれぞれ、64,000円、48,000円、32,000円になります。
これは、公休だけ働いた収入です。纏めて言える事は、いずれも個人的な休みは犠牲で、副業に精を出す事になります。

 こう見るとフルでタクシーと副業を行うのは、収入は魅力的に映りますが、実際勤務するとなる厳しいとと思います。辛うじて可能性が有るのは、収入は低くまりますが、12勤の公休日に8時間のアルバイトの約5万円の副業がタクシーの収入とバランスがとれている様な気がします。

 しかし、大きな壁が有ります。果たして時給1,000円で月6日の仕事が有るかが疑問です。月6万円の収入は、タクシーで歩率60%なら営収100,000円です。1乗務約9,000円の売り上げを現在より稼がなければ、到達出来ない収入です。それを考えると50,000円の副収入は魅力的に映ります。

 考えられる職種は、介護タクシーの運転手、代行の運転手などの運転系の仕事、コンビニの店員、倉庫系の仕事、軽作業。

 細かい事は分かりませんが、現在は在宅でできる副業はいくつか紹介されています。ネットビジネスとかユーチューバーとか・・・。でもこれらの在宅でできる副業は誰でも簡単に始められますがその分稼ぎにくいというのは現実の様です。

 何れにしろ、タクシー乗務員に時間が有るのは事実ですが、その時間を使って副業をすると言う発想は・・・在宅でできる事を見つけることが、稼ぎは少ないかもしれませんが、一番固い方法ではないでしょうか。




nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:求人・転職

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント