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UDタクシー

今回は「UDタクシー」を書こうと思おいます。



  とりま、現在の街ではUDタクシー=ユニバーサルタクシーが多く走っています。その筆頭がトヨタのJapanTaxiになります。トヨタが名車コンフォ-トの生産終了したためと日産がタクシー車両のセドリック生産終了した事が重なり、タクシー車両は、一般車タクシー様に改造した車両意外はJapanTax、日産がが2015年に発売した「NV200タクシー」だけになりました。



  ですが、JPNタクシーよりも先にデビューした「NV200タクシー」は、ユニバーサルデザインタクシーで、ミニバンをベースにしているため大きな荷物も載せやすく、車いす利用者も使いやすいように設計したとして、日産も大きくアピールしていた様です。



  なので、皮肉にもトヨタも日産もUDタクシーしか販売していませんでした。ですが、2015年に発売された「NV200タクシー」はそれがわずか6年後の20213月中には正式に生産終了となりました。



  生産を終えた背景は、いろいろな理由があると思いますが、NV200タクシーが発売された時は、車椅子ごと乗車できるタクシーは、このNV200のみだったので、その意味ではNV200タクシーには、ほかの車種では得られない特徴がありましたが、2017年ににトヨタからJPNタクシーが発売されると状況が変わった様です。



  又、日産は2016122日に、同社のミニバン「セレナ」が東京都の認定するユニバーサルデザイン(UD)タクシーとして運行を開始したと発表し、これもUD車両になるので、現在発売されているタクシー専用車両はUD車だけになる様です。・・・・知らんけど(笑)



  で、このUD車両は、平成24328日の国自旅第192号の「標準仕様ユニバーサルデザインタクシー認定要領」に定められています。



  で、国は平成24328日に、平成24年国土交通省告示第257号の「移動等円滑化の促進に関する基本方針において移動等円滑化の目標が定められているノンステップバスの基準等を定める告示」と言う長ったらしい名前告示で、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」の第4条の「国の責務」の条文の「国は、高齢者、障害者等、地方公共団体、施設設置管理者その他の関係者と協力して、基本方針及びこれに基づく施設設置管理者の講ずべき措置の内容その他の移動等円滑化の促進のための施策の内容について、移動等円滑化の進展の状況等を勘案しつつ、関係行政機関及びこれらの者で構成する会議における定期的な評価その他これらの者の意見を反映させるために必要な措置を講じた上で、適時に、かつ、適切な方法により検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるよう努めなければならない。」を根拠に、平成24328日に国自旅第192号で「標準仕様ユニバーサルデザインタクシー認定要領」を決めました。



  これが、今のUDタクシー制定までの流れになる様です。



  UDタクシーの流れは、平成23年6月国土交通省自動車局の「地域のニーズに応じたバス・タクシーに係るバリアフリー車両の開発報告書」を踏まえて、標準仕様ユニバーサルデザインタクシーを国が認定する制度を創設し、平成24年3月28日から開始したそうです。



 当初は、標準仕様はレベル1とレベル2まででしたが、その後令和6年2月に 国土交通省物流・自動車局が「「標準仕様ユニバーサルデザインタクシー認定要領」の一部改正を行ったそうで、改定内容は・・・・・新たな認定レベル(レベル準1)を追加だそうで、レベル1とは長さ 1,100mm以上 1,300mm以上、幅 630mm以上→ 750mm以上、高さ 1,300mm以上→ 1,350mm以上、になった様で、レベル1とレベル2の中間と言うよりレベル2よりになった様です。


下のマーク は、車両に貼られているUDマークで、星の数がレベル1は星1つ、レベル2は星2つで判別できますが、レベル2に適合した車両は調べた限りない様で・・・・幻のレベル2で草。ud.png



 



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