SSブログ

副業タクシー乗務員の実証実験

 今回は「副業タクシー乗務員の実証実験」を書こうと思います。


  とりま、現在のタクシ―乗務員で稼働している車両がコロナ禍以前の2019年より2割減少しる事を何度かこのブログでも書きました。


  業界は規制改革推進会議WGに対に対し現在のタクシ―不足に対し次の5項目ぼ要求をしたをこのブログ下も書きましたがそれが1・二種免許教習の効率化、2・二種免許取得期間の短縮、3・法定10日間研修の半減、4・二種免許試験の多言語化及び特定技能1号へのタクシー乗務員の追加5・地理試験の廃止となっています。


  これは、タクシー業界がタクシー乗務員不足を解消する手立てで、これで乗務員不足解消は無理ゲーの様な気がします。(笑)


  地理試験は2種免許取得の1つの条件なので、2種免許取得費用を会社が負担している状況では、何が何でも地理試験に合格して乗務して欲しいはずでその地理試験に通らず2種免許取得が遅れて困るのは2種免許取得代金を支払っているタクシー業者です。


  地理試験は、2015101日から「輸送の安全及び利用者の利便の確保に関する試験」として、地理科目だけでなく「タクシー事業に係る法令、安全及び接遇」科目が追加された試験になります。


  東京のタクシー地理試験合格率は50%で平均一人当たり5回ほど試験を受けて合格と言われているそうです。合格が遅れれば2種免許取得期間に払う日当が増え乗務する日も遅れて、タクシー会社にとって地理試験は良い事は1つも有りません。(笑)


 この5項目でタクシー不足を解消しようとするのがタクシー業界です。ま~無理ゲーでしょう草。


 これの対し政府の「デジタル行財政改革会議」では、タクシー会社は、人手不足などから運転手を十分に確保できなくなっているので、新制度では、タクシー会社が普通免許を持つ一般ドライバーを活用=ライドシェアをできるようにし、タクシー不足の解消を図る考えで、今年の4月の1部解禁になる様です。


  これで現在のタクシー不足に対する感え方が、タクシー業界=規制緩和、政府=ライドシェアと別れて今に至ります。


  そこに新たな考えを持った会社「電脳交通」は、タクシー業界において最重要課題とされている乗務員不足に対する新たな取り組みとして、隙間時間にタクシー乗務員として働くことを希望する二種免許保有者=副業タクシー乗務員をタクシー事業者が採用する実証実験「スポドラ」の第一回実証実験を20231110日から202419日まで実施いていていたうです。


  今回の実証実験では、電脳交通が二種免許保有者に需要ピークの特定時間帯だけ勤務してもらう形の副業特化採用サービスを実証実験だそうで、電脳交通は副業人材を受け入れたいタクシー事業者と求職者をマッチングする役割を担うそうで、業界の重要課題である乗務員不足の解消・緩和を目指すそうです。


  ビックリしたのが実証エリアで、横浜・埼玉だそうで・・・・何で横浜?です。


  報酬形は1時間/1,200円〜1,800円の時給制の固定制で残業割増・深夜割増るそうで、深夜・早朝などタクシー需要が増加する時間帯は時給アップし、就労条件は週1日以上、14時間以上だそうで、研修機関の教習所通学から時給が発生するそうです。


  実証実験を行ったタクシー会社は・・・・・・「三和交通」だった様で想像がついて草です。社長のコメントは最後に「今後は4月以降の日本版ライドシェアへの対応を期待しております。」となています。


 フ~ン、三和はライドシェア賛成なのネ。



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:求人・転職

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント