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配車アプリの不適切使用

今回は「配車アプリの不適切使用」を書こうと思います。

 偶にはタクシー関係の事を書かないと・・・「ひでぶ!」となりそうなので・・・

 近年、スマートフォンの配車アプリを使って呼び出すことも増えてきた様です。要は、いつ来るかわからない「流し」を待つ事が無くなった訳です。

 現在、この配車アプリの不適切利用で、タクシー業界が「びでぶ!」状態の様です。
ご存じの様に、配車アプリは、複数の会社の中から利用者に最も近いタクシーが迎えに来る仕組みになり、スマホ向けに相次いでリリースされています。「JapamTaxi」、「MOV」、「DiDi」、「S RIDE」、「Uber」等が有名どころデス。

 不適切使用は2つ考えられ、1つ目は「利用者がアプリからタクシーの配車を予約し、そのタクシーを待っているうちに、たまたま近くを別の空車のタクシーがったので、予約者はそのタクシーに乗車してしまう」事、2つ目は「複数の配車アプリを使う利用して、同時に何台も配車を予約し、一番早く来たタクシーに乗車し、残りのタクシーには何の連絡もせず、無断キャンセルをする」事です。

 約款上は、配車のマッチングをした時点で契約が成立するので、悪質なケースの場合、キャンセル料を請求する事は出来るそうですが、そんな話なんて聞いた事有りません。

 配車アプリ「DiDi」ではクレジット決済を原則としていますが、キャンセルを減らす工夫として、利用者とドライバーが通話や定型文でやりとりすることができる仕組みを導入しているそうで、その狙いは「お互いに待ち時間がわかることで、イライラしないなどのメリットがあるそうです。・・・利用者は待ち時間が分からくてイライラして前を通った空車に乗るのが理由とDiDiは考えている様ですが、そんな理由では無い様な気がします。

 「待っていてイライラした」とかでは無く、もっと単純に迎車を待っていたら、「偶々前を空車が通ったので手を挙げた」だけの様な気がします。この様な現在の配車アプリは、乗務員にとって「客の乗車が担保」されていません。この様な事が続けば、アプリで客の配車を受けても「客がいないので受けたくない」という乗務員が増えてきてしまうのではと危惧します。

 モブは前までは10分間待機しても乗車にならない時は「キャンセルOK」のメッセージが有りましたが、」現在は5分でメッセージが有ります。

 キャンセルで思いつくのは、以前に飲食店予約の無断キャンセル問題が有りました。又、企業の新卒採用での説明会予約会のキャンセル問題が有ります。タクシー配車や飲食店予約では、自分の都合だけで行動する客が増えているのが現状の様で、要は、モラルの低下につながる様な気がします。因みに、モラルとは、「倫理観や道徳意識」の事を言うので、タクシー配車は、上記した様に、約款上は配車のマッチングをした時点で契約が成立しているので、理屈上は、無断キャンセルは契約違反になり、倫理観を無視した行動になると思います。

 配車アプリは数回の操作で配車依頼が行え、S RIDEなどは1回の操作で配車依頼が行えます。換言すれば、配車までのプロセスが簡素になっています。

 「プロセス」の簡素化は、利便性を上げる事には有効ですが、結果、無駄が増えたりと様々な面での質が下がったりします。タクシーに置き合えると、プロセツの簡素化(操作回数の低減化)により客の利便性は向上しますが、一方、乗務員側はキャンセルなどの「結果」につながる様な気がします。

 要は、タクシーの場合「プロセス」が簡単になると、「結果」に対する「責任感」も薄れる様に感じます。結果、キャンセルです。

 ・・・今回は「真面目ッショ」草

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