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事前確定運賃申請受付始まる。と、その計算

 今回は「事前確定運賃申請受付始まる。と、その計算」を書こうと思います。

 前にも書きましたが、タクシーの乗車運賃・料金の金額が配車アプリを通して予め分かる「事前確定運賃」の申請受付が今月の1日から、全国の地方運運輸局で始まった様です。

 関東管内には、 茨城運輸支局・ 栃木運輸支局・ 群馬運輸支局・埼玉運輸支局・千葉運輸支局・東京運輸支局・神奈川運輸支局・ 山梨運輸支局の8つの支局が有ります。
所謂、関東1都6県に山梨県をプラスした地方に置かれています。

 閑話休題、関東地方と呼ばれた時は、上記1都6県を指します。天気予報などで「関東地方」と言われたら上記1都6県になります。天気予報で「関東地で梅雨が明けた様です」と言われたら、茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県を指します。静岡県は「東海地方」に属します。因みに東海地方は、一般的に愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の4県を指しますが、静岡県は面白くて、「東海3県」の枠組みては除外されていますが、「東海地方」という枠組みにおいては同県を含めるのが一般的の様です。

 国交省が発表した「本格運用ルールの概要」は、前にも書きましたが①配車アプリ等において、旅客が入力した乗車地点と降車地点との間の推計走行距離を基に 算定した運賃に、地方運輸局が定める係数を乗じて算定する。②上記の係数は、直近年度の輸送実績をもとに、曜日、時間帯(1時間ごと)ごとに定める。また、毎年見直しを行う。③配車アプリ等により、旅客に対して走行予定ルートを示し、タクシーの運転者は、原則、旅客 に示した走行予定ルートどおりに運送を行う。④事前に旅客と事業者との間で合意し、確定した運賃を支払う。事前に旅客と事業者との間で合意し、確定した運賃を支払う。になります。

 実施イメージとして「月曜日の15:15に東京駅から東京スカイツリーまで事前確定運賃でタクシーに乗車する場合」を下記の様に計算しています。

 (乗車運賃410円+加算運賃1,840円)×係数1.15=2,590円となっています。同区間の距離はグーグルマップでは最短で8.8Km、ヤフーナビでは6.4㎞で14分となっています。今の時間は13時30分です。国交省では6.5㎞で30分となっています。

 通常の料金を推測してみます。距離メーターの金額は、{(6.4㎞-1.052㎞)÷237m}×80円+410円≒2,215円になります。加算運賃は国交省の発表の様に1,840円になります。時間メーターの割合を距離メーターの20%とすると440円になるので、合計すると約2,660円になりました。事前確定料金と約70円の差しか有りません。換言すると、係数は時間メーターの割合で、15%と仮定した様です。

 これは、あくまで机上の計算なので・・・?ですが、時間計算をしてみると、国交省の6.5㎞を移動するのに30分掛るという事は時速13㎞になります。

 又、所要時間30分は、時速20㎞だ1分間位約333m移動するので、6.5㎞移動に要する時間は6,500m÷333m≒20分になるので、残りの10分は時間メーターの金額になります。という事は、90秒ごとに80円メーターは上がるので、(600秒÷90秒)×80円≒533円が時間メーター料金になります。距離メーターの2,215円と合計すると2,748円になります。

 料金イメージの2,590円と158円となり、これでは若干事前確定料金の方が安い計算になりますが、時速13㎞ってどうでしょう?自分には都内の事は分からないので、そんなに都内って遅いのですか?

 3日現在で申請しているのは日交グループの19社のみで、締め切りは今月31日です。

 「事前確定=安価」ではなく、「事前確定=安心」です。考えても、抑々タクシー事業者に限らず、一般的に言っても「会社」がマイナスになる様な事はしません。草

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