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レンタカーとタイムズカーシェアの違い

 今回は「レンタカーとタイムズカーシェアの違い」を書こうと思います。

 街中を走っていると、タイムズの駐車場をよく目にします。そこに「タイムズカーシェア」とされている専用の場所に「タイムズカーシェア」で使用できる車が駐車しているのを目にします。この場所の事をタイムズでは「ステーション」と呼ぶ様です。

 タイムズにしてもオリックスにしても、カーシェアリングは、タイムズやオリックスが所有する特定の自動車を会員間で共有し、それぞれが利用したい時間に借りることができるサービスです。

 カーシェアリングは1987年にスイスで始まったと言われ ています。決められた場所(ステーション)でクルマを借りて、借りたステーションに返却するのが「伝統的カーシェアリング」で、タイムズも同じです。

 当然、会員間での車の使用になるので「会員登録」と「月額基本料金」が必要になる様です。会員登録は無料で、月額基本料金は1,030円の様です。

 登録すると「会員カード」が送られてくるので、使用する際は、①パソコン、スマートフォンなどから予約→クルマに会員カードをかざしてドアを解錠→グローブボックス内の鍵で車を使用します。

 料金は、15分206円から6時間~60時間のパック料金まで用意されています。ガソリン代と保険料は使用料の中に含まれているので、レンタカーの様な満タン返しの必要はないのですが、ガソリンが不足した時は車内に行かれている給油カードで給油します。又、使用時間を予約する様ですが、料金は使った時間分しかかからないそうです。例えば3時間の予約で1時間しか使用しなかった時は1時間分の料金でよいそうです。

 ざっとカーシェアリングのメリット上げると、短時間利用が可能、ガソリン満タン返し及び保険加入が不要、貸し出し・返却が24時間可能、なところでは無いでしょうか?

 反対にデメリットは、貸し出し毎の清掃がない、レンタカーも同じですが借りられない場合がある、そして最大のデメリットはレンタカーと違って「乗り捨てが出来ない」事ではないでしょうか。・・・車内清掃はともかく、洗車は行われているのかが疑問です。草


 レンタカーのメリットとデメリットはざっくり言ってしまうとカーシェアと正反対の様な気がします。満タン返し、乗り捨てOK、入会の手続き不要、利用時間・・・などが双方違います。

 前にも書きましたが、ドイツでは乗り捨て方式カーシェアリングが行われています。ダイムラーはシェアリンググ「Car2Go」を2009年から行っている様で、BMWはリース会社と提携してカーシェアリング 「DriveNow」を2011年4月に開始しました。

 何れも日本と違って「乗り捨てOK」です。2社とも、自治体と連携する事で路上駐車帯や公営駐車場に乗り捨てできるようになっています。これは、会社側が一括して駐車代金を支払っているため利用者の直接負担はなくなります。

 これは、各自治体が環境問題を意識し、市内の自動車走行台数を減らすための1つの手段としてカーシェアリングを活用していると考えることが出来るのではないでしょうか?

 翻って日本はMAAS、MAASと騒いで、政府の未来投資会議では「タク自家用油症運送計画」などの制度を創設する為に「道路運送法」の改正まで考えている様です。草

 ドイツでは自治体レベルで環境問題に取り組み、日本では国レベルでタクシー事業者の自家用運送計画での法改正・・・何かが違う様な気がするのは自分だけでしょうか?草

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