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ひのもと君とからくに君の最近の問題

 今回は「ひのもと君とからくに君の最近の問題」を書こうと思います。

 感の良い方ならピンと来ると思いますが、にのもと君は日本、からくに君は韓国、最近の問題は「火器管制レーダー照射」です。全くタクシーと関係が無いので興味の無い方は「焼肉でも食って来るからノシ」とでもして下さい。

 既に色々報道されている様ですが、簡単に言うと韓国の駆逐艦が日本の哨戒機P-1に向けて「火器管制レーダー」を照射した事に端を発します。事が起こった場所は日本の排他的経済水域 (EEZ) 内の能登半島沖になり、2018年12月20日15時ごろ事は起こりました。

 事は日本の哨戒機がゴムボート2隻、そして韓国海軍駆逐艦を視認した事から始まり、それ以降の主張は食い違いを見せます。最初はこれほど大きな問題になるとは両国とも思っていなかったと思います。

 日本は何故「火器管制レーダー」を照射する様な危険な行為、即ち日本や韓国も採択しているCUES(洋上で不慮の遭遇をした場合の行動基準)により定められた、「レーダー照射は攻撃の模擬とされ、避けるべき動作の1つ」として規定されている行為をしたのか?と言う説明を求める位の事だったと思います。

 日本側は事件発生当時にP-1から撮影された動画を公開し、2018年12月28日に日本語・英語での字幕付き動画が公開され、その後1月6日に韓国語版の字幕付き動画も公開されました。

 韓国も負けじと動画を雑コラ付きで公開しています。題名は「日本は人道主義的な救助作戦の妨害行為を謝罪し、事実の歪曲を直ちに中断せよ!」になっています。

 換言すると日本側の「こんな事してどういうつもりだ」と言う問いに対して、韓国側は「悪いのはお前だ、謝れ」になってまるで会話がかみ合いません。ここでいう悪いのはお前だは、哨戒機が威嚇飛行を行ったとからくに君は言っているので、「威嚇飛行を行ったお前が悪いから謝れ」と言い換えれます。

 これは論点のすり替えであたる誤謬であり、意図的に行えば詭弁になります。又、駆逐艦が火器管制レーダーを照射したなら哨戒機は回避行動を取るべきなのになぜそうしなかったか?と論理のすり替え、即ち詭弁のオンパレードです。因みに詭弁とは「道理に合わない、言いくるめの議論。ごまかしの議論。」になります。

 抑々からくに君の論は詭弁なのでひのもと君の論とかみ合うはずが有りません。ひのもと君は、からくに君の詭弁に対応せず映像の正当性を訴えるしかない様です。又、ひのもと君が威嚇飛行したとのからくり君の主張に反論すると、正にからくに君の思う壺になってしまいます。あくまで問題はからくり君がロックオンした事に絞って話を進めないとストローロンマンに引っかかってしまいます。あくまで問題にすべきはからくり君のロックオン即ち「火器管制レーダー照射」で、ひのもと君の哨戒機の威嚇飛行では有りません。

 からくに君の論は「相手の意見の一部を誤解してみせたり、正しく引用することなく歪めたりする」事となり、典型的なストローマン論法即ち藁人形論法です。

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