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グラブハブ

 今回は「グラブハブ」の事を書こうと思います。

 前回はTaskRabbitと言うオンデマンドプラットフォームサービスの事、簡単に言うとikeaに買収された「便利屋」の事を書きました。

 日本では「出前」は一般的な事で、代表的なものは「蕎麦屋」や「寿司屋」では無いでしょうか?最近は「ドミノピザ」や「ピザハット」などのピザ屋のデリバリーが有ります。
又、近年ウーバーイーツと言うウーバーが行っている宅配の調理デリバーも有ります。もう少し言うと、宅配寿司「銀のさら」、複合化ブランドとして宅配御膳「釜寅」や宅配寿司「すし上等!」を、提携レストランの宅配代行ブランドとして宅配をしている「ライドオン・エクスプレス」と言う会社が有ります。良く街で目にする3輪スクーターの出前です。

 ライドオンは上記3社に限った宅配ですが、ウーバーイーツは提携しているレストランに迄その範囲は及びます。


 この記事の表題のグラブハブ= Grubhubはシカゴに拠点を置くフードデリバリー企業で、同社は875万以上のユーザーを有し、米国と英国の1100以上の都市に存在する5万店ものレストランパートナーが存在するそうです。

 クラブハブは、2007年アミカス・キャピタルとオリジン・ベンチャーズが率いるシリーズA資金調達ラウンドで110万ドルを、2009年オリジン・ベンチャーズとレオ・キャピタルが率いるシリーズB資金調達ラウンドで200万ドル、2010年11月にベンチマーク・キャピタルが率いるシリーズC資金調達ラウンドで1100万ドル、2011年3月のDAGベンチャーズが率いるシリーズDラウンドでは2000万ドル、シリーズEラウンドで5000万ドルを確保しました。調達額が日を追うごとに巨大化されています。

 又、2015年12月には太平洋港北西部と南西部に渡る7つの市場でレストラン料理配達サービスを行う「Delivered Dish」を買収し、2016年5月にグラブハブはロサンゼルスに拠点を置くレストラン料理配達サービス企業の「LAbite」を買収しました。

 グラブハブが際立った所は、自社で配達サービス事業を運営していないレストランへの配達サービスの提供を始めた事です。Amazonも2015年から飲食店の料理を1時間以内に宅配するサービスの「Amazon Restaurants」で参入している様です。

 クラブハブは、 基本的には得意エリアのある企業を次々に買収することによってシェアを獲得していったようです。2016年時点でグラブハブは米国の市場シェアの23%を占めていますが、ソフトバンクはシェア2%の米食品宅配ドアダッシュに3億ドル出資しています。ライドシェアの次はケータリング事業に出資ですか・・・?

出前で思いつくのは、マック、ケンタッキー、ココイチ、蕎麦、寿司位では、日本はお寒い限りです。柳の下のドジョウでも良いので、身近にこんなサービスが有ったらと思います。

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