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時間距離併用メーターの謎

 今回は「時間距離併用メーターの謎」を書こうと思います。

 タクシー事業者のサイトには、「時間距離併用制運賃は、タクシーに乗車中、信号待ちや渋滞などにより、走行速度が10㎞以下になった場合や、お客様の都合により、タクシーを待機させる場合に適用され、1分45秒までごとに90円となります。又、例えば、お客様が乗車した途端に道路渋滞に巻き込まれてしまったような場合、2kmを超えなくても運賃メーターの金額が上がりますが、これは、“走行速度が10km以下になった場合の走行時間を、距離に置き換えて計算”しているためです。」となっています。

 これだけを読むと、「自速10㎞になれば90円」なのね、と考えてしまいます。ある意味正しく、ある意味においては?が付きます。

 要は、「走行速度が10km以下になった場合の走行時間を、距離に置き換えて計算」=走行時間を距離に換算、をどの様にしているかが疑問です。

 例えば1.5㎞を走った時に信号に引っかかったとします。信号で停車している時間を1分とします。この1分をどの様に距離に換算しているのでしょう?

 私見ですが、288m÷105秒≒2.74m/秒になるので、1分間信号で停車すると、2.74m×60秒≒164.4mと距離に換算されます。そうなると1,500m+164.4m=1,664.4m進んだ事に成ります。そうするとあと500mでメーターが上がるのでは無く、335.6mでメーターは90円上がり830円になります。

 例えば1㎞走った時点で、仮に工事などで2分間停車したとすると、2.74m/秒×120秒≒332.4mになるので、1㎞+332.4m≒1.332㎞しか走行していない事に成ります。換言すれば、1分45秒を経過してもメーターは上がりません。

 換言すると、時速10㎞以下で90円加えるのには。初乗りの距離の2㎞を走っていないと、メーター内部で計算されているのでメーターには現れません。

 仮に信号で1分止まった時はメーター内部で164.4mが加算されているので。2,000m-164.4m=1,835.6m走っていれば、メーターは80円上がって830円になります。

 時間併用メーターの仕組みが、“走行速度が10km以下になった場合の走行時間を、距離に置き換えて計算”という記載の置き換え方法が?だったので・・・

この計算はあくまで私見なので、正しいのかどうかは分かりません。苦草deノシ


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