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ハンマーヘッド

 今回は「ハンマーヘッド」を書こうと思います。

 タクシー乗務員には当たり前の様にこの「ハンマーヘッド」の事を知っていると思います。又、“横浜通”の人も知っていると思います。

 思いっきりざっくり言うと、横浜市中区の町名の新港は、横浜港の新港埠頭地域(埠頭面積:37.4ha)に有る客船ターミナルです。この施設はショップ+ホテルになっている様で、1Fにはスタバ、2Fにはハングリータイガーが有る様です。ホテルはインターコンチが「インターコンチネンタル横浜Pier 8」の名称で入っているので、「インターコンチ迄」と言われたら注意が必要かもデス。

 新港地区にはこれまでは、「コスモワールド」、「カップヌードルミュウジアム」、「マリンアンドウォーク」、「赤レンガ倉庫」などが有りましたが、このハンマーヘッドが出来た事により新たな観光名所が出来た事になります。・・・うっとうしい。草

 Wiki部長によると、新港埠頭にはかつて1号〜12号まで岸壁が有った様ですが、現在では1〜3号岸壁は赤レンガ倉庫の海側広場、4・5号岸壁は横浜海上防災基地、6・7号および10〜12号岸壁はみなとみらい21の開発に伴う新港地区埋立拡張により消失しているので、
残るは8号と9号岸壁です。8・9号岸壁は、2010年8月まで「新港客船ターミナル」として使用されていたそうです。
 
 その後、ターミナルの老朽化に加え「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」が客船の主要拠点となったことから、その後は主にタグボートの係留地としての使用に留まっていました。又、9号岸壁は横浜港に寄港する大型客船について、前述の大さん橋単独では対応に限界があることから新港埠頭でも受け入れを可能とするたに、9号岸壁の耐震化と延伸・増深整が実施され現状に至っています。

 ハンマーヘッドは、日本船「ぱしふぃっくびいなす」、外国客船「ダイヤモンド・プリンセス」の横浜発着における“ホームポート”としても利用が決定しているそうです。

 何故、新港9号ふ頭の事をハンマーヘッドというかについては、1914年には新港ふ頭の西側の突堤に、日本で最初の湾港荷役専用クレーンが整備されました。イギリスのコ―ワンス・シェルドン社製の大型クレーンで、最大50トンまでの鋼材や重量物を運ぶことができ、金づちに似た形状から「ハンマーヘッドクレーン」と呼ばれ親しまたそうで、2018年には、貴重な歴史的遺構として土木遺産に登録さて現在も埠頭の先端に有ります。

  これらの事業を誰が行っているかが気になる処ですが、公民連携事業による事業提案方式による公募を実施し、「Yokohama Pier9(仮称)」からの提案を選考し、決定した様です。

 構成メンバーは、代表企業が、「横浜岡田屋」、構成企業が「小此木、藤木企業」、「川本工業」、「T・Yホールディングス」、「横浜グランドインターコンチネンタルホテル」、「野村不動産」、「京浜港ワッチマン業協同組合」です。ホテル部分は株式会社T・Y ホールディングスが整備し区分所有し、インターコンチネンタルが運営するそうです。敷地は、横浜市との事業用定期借地権だそうです。今回の計画にあたっては、岡田屋、藤木企業、小此木、川本工業の4社で、まずYNP(横浜ニューポート)という会社を設立した様で、その代表は・・・藤木企業です。

 施設の規模は、規模:階数 地上5階建延床面積:約28,600㎡、・用途・CIQ施設(1F)、商業施設(1~2F)、ホテル(1~5F)等になる様で、2018年での費用は概算で、ホテル並びに商業地、CIQ含めて120億円強というところだそうです。

 ・・・What 株式会社T・Y ホールディングス?

 ・・・出ました、横浜のドン、藤木企業。

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