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京浜交通圏・初乗500円パート2

 今回は「京浜交通圏・初乗500円パート2」を書こうと思います。

 前回では初乗運賃が500円になった時に計算上どうなるかを書きました。その結果「値上げ」になると書きました。が、その数字は今年の9月の営収平均を使ったものなので、実際の現場ではどうなるのか?は記載しませんでした。

 なので今回は現場目線で数字を計算したいと思います。

 再度今回の運賃改定の数字を記載すると、初乗1.3㎞で500円、加算額は265mで100円になります。因みに現況は初乗2㎞で700円、加算額は293mで90円です。

 2㎞迄では現況730円ですが、改定運賃では2回メーターが上がった時1.83㎞で700円になります。という事は2㎞ではもう一回メーターが上がらないと2㎞にはなりません。もう1回メーターが上がると距離は2.095㎞になり運賃は800円になります。

 換言すれば、現在2㎞ちょうど乗車している人は730円から800円支払う事になります。現在、乗車距離が1.83㎞迄の人は600円~700円と値下げになりますが、1.83㎞を1mでも余計に乗車すると、途端に800円になってしまいます。

 平均乗車距離は3.3㎞なので旧料金では、3.172㎞以上3.465㎞未満で料金は1,180円になります。改定後は3.155㎞以上3.420㎞未満で料金は1,300円になります。

 時間メーターを考慮しないでもメーター代金で3.3㎞では1,300円-1,180円=120円となります。

 今回は平均値を乗車距離のみの3.3㎞で計算すると、旧メーターでは5回メーターが上がって距離は3.465㎞になり料金は1,180円ですが、改定後は8回メーターが上がって距離3.420㎞で料金は1,300円になります。

 ここ迄を纏めると、実際の現場での改定後の運賃では、2回メーターが上がる1.83㎞迄は改定後の運賃の方が低額ですが、改定前の2㎞を乗車すると3回メーターが上がり2.095㎞になり、料金は800円となってしまいます。又9月の平均乗車距離の3.3㎞を乗車すると、改定前は5回メーターが上がり距離は3.465㎞で料金は1,180円ですが、改定後は8回メーターが上がり距離は3,420㎞で料金は1,300円になります。

 時間メーターを25%とすると、旧メーターはメーター金額で1,540円、改定後は1,700円になります。

 ・・・やはり実質・・・値上げの様です。

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