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「京浜交通圏での実車率(時間実車率)」

 今回は「京浜交通圏での実車率(時間実車率)」について書こうと思います。

 前回は、東京交通圏のデーターを元に「実車時間率」を計算してみました。

 今回は、京浜交通圏のデーターを元に同様の計算をしてみました。

 元になるデーターは、輸送回数平均26回、実車率41%、実車距離は84,8キロ、税抜営収35000円、総走行距離は84.8Km÷41%≒214キロになります。これはが平成26年度の資料で、要はタクシー会社の減車に関する資料データーです。

 1車1回当たりの輸送距離は、86.6km÷26回≒3.3キロになります。税抜営収平均は35000円÷26回≒1350円/回になります。

 時間当たりの走行距離ですが18時間乗務と仮定すると、214キロ÷18時間≒12キロになります。「乗車の時」と「流している時」を平均して時間当たり12キロ走っている事になります。
 
 距離メーターは、2Kmが初乗りで730円、1.3kmが延長距離になります。よって延長距離運賃は、1300m÷288m×90円≒406円になります。

 ∴距離運賃は730円+406円=1106円になります。

 時間メーターは、1350円―1106円=244円になります。

 244円は、244円÷90円×105秒≒284秒、約5分になります。

 此処までを纏めると、1車1回当たりの乗車料金は1350円で、距離後部分は1106円、時間部分は244円になり、時速10km以下か、停車していた時間が約5分になります。

 乗車時間を計算してみます。時速12Kmでは1分間に200m進みます。平均乗車距離の3.3キロ進むのには、3300m÷200m=16.5分になり、3.3キロを進むのに16.5分掛かる事になります。時間メーターと合計すると16.5分+5分=21.5分になってしまいます。どう見ても掛かり過ぎです。

乗車時の速度が平均時速20キロと25キロで計算します。

 時速20Kmでは、20Km×1000m÷60=333mになり1分間に333m進みます。時速25Kmでは、25Km×1000m÷60=416mになり1分間に416m進みます。

 平均乗車距離3.3キロ進むのに、時速20Kmでは、3300m÷333m×60≒10分、時速25Kmでは、3300m÷416≒8分掛かる事になります。時間メーターと合計すると、時速20Kmでは15分、時速25Kmでは13分掛かる事になります。

桜木町駅から井土ヶ谷交差点まで平戸桜木道路を使って約3.4キロです。込み具合にもよりますが、通常12,3分位です。

 グーグルマップでは12分表示です。

長くなったので考察は次回に回します。

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