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MOV CALL(モブコール)

 今回は「MOV CALL(モブコール)」を書こうと思います。

 タクシーを呼ぶ方法は主に3種類有ります。1つ目は現在盛んに利用されている「配車アプリ」経由で配車依頼をする方法です。但しこれにはアプリのダウンロードと登録が必要になります。若干登録が面倒臭い様ですが便利な様です。但し、乗務員が配車依頼をキャンセルしたり無応答したりすると近くにタクシーがいても配車はされません。前にも書きましたが、「配車を一時停止する」としたうえで走っているタクシーもよく目にします。

 2つ目は其々のタクシー会社が加盟している無線に連絡をする方法です。基本的に配車センターのオペレーターが近くを走っているその無線加盟会社のタクシーで一番近い車をPCで探して無線を落とします。無線を落とすと乗務員側の無線端末が鳴って配車が有る事を知らせます。速攻応答しないと配車はキャンセルされます。草。これは配車アプリと同じデス。

 会社によっては無線を何回か取らないと、無線が利用停止となるペナルティーが有り、何日か無線が落ちません。配車キャンセルも乗員は出来ますが、キャンセルを出来る回数が決まっていて、その数以上キャンセルをすると無線は止まります。草。これは無線室のオペレーターが電話対応している物ですが、前にも書きましたが、最近、オペレーターを介さずに配車する「IVR配車」という「自動配車」が有ります。これは、最初に無線室に電話して、配車申込みの際に「自動配車登録」をする事で、次回以降利用出来ます。但し、登録地点(迎車場所)は1ヵ所のみです。要は、オペレーターを介さずに配車依頼ができる事になります。

 3つ目は、目にした方もいると思いますが、ホテルや病院に設置してあるタクシー会社の無線室に直接つながる「無線直通電話」です。その名の通りその会社の無線室に直接繋がるので、その電話によってオペレーターに配車依頼を行います。

 そして、今回、「モブ」は、神奈川県内5か所の公共施設で手軽にタクシーを呼べる専用配車端末「MOV CALL(モブコール)」を11月27日から実験的に設置した様です。これはモブの専用端末設置を設置する事で、会員登録することなくタクシーの配車依頼が可能になるそうです。要は、スマホが無くてもタクシーの配車が出来る事になります。配車依頼後は予約レシートに記載の二次元バーコードを読み取らせることで配車状況を確認できるそうです。

 実証実験期間は11月27日から2020年3月31日まで、設置場所は横浜市立市民病院、済生会横浜市東部病院、横浜市立脳卒中・神経脊椎センター、川崎市立川崎病院、川崎市立井田病院の5か所で、2台ずつ設置するそうです。又、商業施設「横浜ハンマーヘッド」にも実験的に設置する様です。ハンマーヘッドには「モブ」専用のタクシー乗り場も有ります。専用乗り場が有ってモブコールを設置するのは、余程待機車両が少ない様です。草

 要は、モブコールはホテルや病院に有る配車依頼電話と同じデス。

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