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相撲か!、DiDiに物言いが付く

 今回は「相撲か!、DiDiに物言いが付く」を書こうと思います。

 全国ハイ・タク連合会の正副会長議でDiDiモビリティジャパンの賛助会員申請に「物言い」が付きました。

 ハイ・タク協会には正会員と賛助会員の2種類が有ります。「賛助会員」とは、運営・実行には直接関与せず、入会金・賛助会費によって組織を支援するという意味合いを含み入会・登録する会員を指します。

 正会員は3種類あり、第1種会員は「道府県のタクシー事業者団体」所謂、都道府県に設置される支部の様な物です。例えば東京では、(一社)東京ハイヤー・タクシー協会、神奈川県では(一社)神奈川県タクシー協会になり、当然全国の47団体が所属しています。

 次に第2種会員は、第一種会員が推挙するタクシー事業者で、現在全国に231者が有ります。第3種会員とは、「全国を単位とする一般乗用旅客自動車運送事業者が組織する団体」で、現在「一般財団法人全国福祉輸送サービス協会」の1団体のみです。

 全タク連の定款には、「総会における議決権は、正会員1名につき1個とする。」と有るので、第2種の正会員231社と第1種の47者、第3種の1団体が総会での議決権を持つ事になっている様です。

 第2種会員は、東京は85者、神奈川では9者になっています。要は議決権者です。

 因みに、総会の決議は第18条の、「総会の決議は、総正会員の議決権の過半数を有する正会員が出席し、出席した当該正 会員の議決権の過半数をもって行う。」となっています。

 全正会員の数の279者の過半数の140者が出席した時はその1/2の70者が賛成又は否決の決議をする事が出来ます。全正会員が出席した場合には140者の賛成又は否決で決議出来ます。

 又、役員は理 事 90名以上99名以内、監 事3名以内となっていて、理事及び監事は、総会の決議によって選任する、となっています。

 会長、副会長、理事長、常務理事及び常任理事は理事会の決議によって理事の中から選定する、となっているので会長の選人は理事会の専権事項の様です。

 話がぞれましたが、この正副会長会議(会長1名、副会長14名以内)で前記のDiDiモビリティジャパンの賛助会員も加入申請に対し「物言い」が付きました。

 DiDiは日本ではタクシー事業者と組んでタクシー配車をしていますが、本国では自家用ライドシェアを提供している事で否定的な意見が出た様です。モブも申請をしていますが特に問題視されてはいない様です。

 「他のアプリ会社も既に加入している。公平にした方がいいのでは」という至極真っ当な意見も聞かれました。因みにJapanTaxiとみんなのタクシーは賛助会員になっています。草

 相撲に例えると、立ち合いでDiDiの相手が「待った」をかけ、それに「物言いが」つくのなら分かりますが、DiDiに「物言い」が付くとは・・・?です。

 そんななに業界はDiDiを恐れているのですか・・・?それとも「嫌中」ですか?・・草

 結論は理事会で決定するそうです。上記の理事大変たちの決定です。因みに神奈川県で江南交通(株)が常任理事、湘南交通(株)が理事になっています。・・・DiDiハブってる?草

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