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タクシー業界の勢力図

 今回は「タクシー業界の勢力図」を書こうと思います。

 現在のタクシー業界は、自動車会社とIT企業の提携、タクシー会社のグループと配車アプリ企業との提携等、様々な事が起きています。取り敢えず調べた範囲で勢力関係を書きたいと思います。

 先ず、都内では東京ハイヤー・ タクシー協会の「スマホde タッくん」の配車アプリが有り参加台数は9,300台でシェア30%、神奈川県では神奈川県 タクシー協会の県内版アプりのDeNAの「モブ」に3,892台参加しています。

 都内では東京四社営業委員会の「日本交通」の4,546台と「帝都自動車交通」の4,546台が日本交通の子会社の「JapanTaxi」の配車アプリ「JapanTaxi」を採用しています。そのJapanTaxiとトヨタ・KDDI・アクセンチュアが資本を除く提携をしています。又、韓国のカカオタクシーも同じ提携をしています。

 更に、トヨタ自動車・未来創生ファンド・タクシー会社2社は同社と資本提携をしています。

 残る東京四社営業委員会の内「国際自動車」の3,461台と「大和自動車交通」の 2,057台は、「ソニーペイメン」の「みんなのタクシー」と資本提携を行い、同社のの配車アプリ「S RIDE」を採用しています。その他に「みんなのタクシー」と「チェッカー無線」の 3,641台、「東都自動車交通」の 1,554台、「グリーンキャブ」の 988台、「寿交通」の 54台が参加しています。

 「東京無線」の3,774台は日本交通と提携して「JapanTxi」の配車アプリを採用しています。又、「飛鳥交通」日交のフランチャイズに加盟しています。

 「第一交通産業」の 8,299台は中国の「DiDiモビリティジャパン」に参加して配車アプリの「DiDi」を採用しています。

 IT企業では、ソフトバンクが滴滴出行(中国)とDiDiモビリティジャパン、 Uber(米国)、GRAB(マレーシア)、OLA(インド)、99(ブラジル)と資本提携を行っています。「楽天」はLyft(米国)と Cabify(スペイン)と資本提携を行っています。

 もう何が何だか分かりません。まだ海外の配車仲介サービス業界とのIT企業や、国内外の自動車メーカーとの関係も有るので・・・草。

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