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稼働率と営収

 今回は「稼働率と営収」を書こうと思います。

 釈迦に説法ですが、稼働膣とは、実働車数/在籍車両数で計算され稼働率とも言います。
東京のタクシー車両は、東京特別区・武三地域では30,846輌の様です。今年の3月の稼働率は80.1%なので稼働台数は31,646輌×80.1%≒25,348輌が稼働していた事になります。

 一方京浜交通圏では車両数は9,889輌で稼働率は76.7%なので、9,889輌×76.7%≒7,584輌が稼働していた事になります。

 東京の輸送収入は22憶6,510万円です。なので稼働台数の2,534輌で除すると89,388円になり、総車両数の31,646輌で除すると71,126円になり、公表されている実働1車50,997円と大きな差が有ります。配車回数も3月は1,325,441回なので実働では1日1車52回、総車両数では41.8回になり、公表されている29.9回とは大きな差が有ります。

 これは1車1日の営収や稼働率、走行距離、実車率などの数字が原価計算事業者の物だからの様です。因みに古い話になりますが原価計算事業者の数は、平成23年では31社、平成24年では30社になっていますが現在は調べてみましたが・・・分かりません。草

 東京の法事事業者数は平成29年では345社有るので、仮に原価計算事業者が従前の様に30社前後と仮定すると、公表されている数字は全体の事業者の10%前後という事になります。

 しかしその会社の保有する車両数は分からないので、先に進みません。草

 ここからは憶測で無理やり計算してみます。営収合計が22憶6,510万円なので営収平均の50,997円で除すると約4,400台の車両の営収合計になります。東京の車両数は31,646輌なので、4,440輌÷31,464輌≒14%になり、発表されている数字は14%の車両の数字です。

 稼働率を考えると4,440輌÷80.1%≒5,543両になり、仮に原価計算事業者が従前の様に30社位だとすると、5,543輌÷30社≒184輌になり、原価計算事業者の保有する車両数は約180輌前後という事になります。

 ・・・今回も営業には何の参考にならない数字遊びでした。草

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