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主要配車アプリ出揃い覇権争いの行方は・・・如何に?

 今回は「主要配車アプリ出揃う」を書こうと思います。

 現在ある配車アプリは、JapanTaxiの「JapanTaxi配車アプリ」、「DeNAのモブ」、そしてソニー連合の「S,RIDE」が16日提供開始されました。

 S RIDEは前に書いた様に、”㎞“、”大和”、“寿交通”、“チェッカーキャブ“、グリーンキャブ”の5社とソニー連合体の「みんなのタクシー」が提供する配車アプリに有ります。

 前記5社の保有する車両台数は1万台を超え都内最大級を誇っています。JapanTaxi は以前は7,830台だったのですが、車両台数3,774台の東京無線と提携した事により車両数は11,604台とこれまた1万台を超えています。又、DeNAのモブは、東都自動車、日の丸自動車、第一交通産業グループ、平和交通、荏原交通がの5社の総車両数は約4,000台にのぼるそうです。

 現在東京の車両数は約3万台位の様なので、残り6,000台の会社がどうなるのか気になる処です。おそらく気になっているのは自分だけでは無く、DeNAもJapanTaxi及びみんななのタクシーも気になっているというより、既に6,000台の各事業者に猛烈にアプローチしている様な気がします。

 面白いのは、一般社団法人、全国ハイヤー・タクシー連合会の前会長の富田氏の日の丸自動車がモブを採用し、現会長の川鍋氏が経営するJapanTaxiの配車アプリのJapznTaxiを選択しなかった事です。・・・なんでかな~なんでかな~。草

 後発のS RIDEのアプリが他社と違う所は、前にも書きましたが、配車アプリを立ち上げると自動的に迎車位置が最も近い道路に調整され、配車依頼後に目的地を設定する事で待ち時間を短縮し、乗務員に口頭で行き先を告げる手間が省ける事です。

 乗務員にとっては良い事だと思います。前にも書きましたが乗務員はテリトリー外で配車依頼が来ても、なかなか配車依頼を受け難いものです。自分んも川崎で深夜に配車依頼が有った時は、速攻「キャンセル」です。理由は単に“道不安内“です。でも事前に降車地が設定されていれば、もしくはナビと連動していれば最高で、連動していなくても事前にナビに降車地を入力して迎車地に向かえます。

 自分の場合ですが、モブを使用しているのですが、ほゞほゞ配車依頼が有るのは客を送った先の住宅街で配車依頼が来ます。高速を走っている時にも依頼が来て草が生えます。又、殆ど深夜帯でタクシーが走っていない地域又は時間帯で配車依頼が来ます。
 
 S RIDEではそんな乗務員の地理の不安を無くすので、配車依頼を受けやすく成る様な気がします。

 「みんなのタクシー」がそんな事を考えて設計したS RIDEでは無いと思いますが、結果的にテリトリー外でも配車依頼を受けやすい配車アプリになった様です。

 客は「乗務員が道を知っていて当たり前」と思っている様に感じます。・・・決してそんな事は無いのですけどネ~。草

 S RIDEのスタート時の台数は1万台揃わず、㎞、大和、寿の5,600台で先行スタートし、チェッカーは今秋、グリーンキャブは来年の1月をめどに参加する様です。

 さて、残りの4,000台の行方が気になるアプリ覇権争いです

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