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タクシー乗務員のコストパフォーマンス

 今回は「タクシー乗務員のコストパフォーマンス」を書こうと思います。

 何も書く事が思いつかないので、タクシー乗務員のコストパフォーマンス=費用対効果を書く事にしました・・・なんか変ですが 草

 費用対効果とはご存じでしょうが、運用に掛かるコストとその運用によってって得られる効果を金額をベースとして比較したものです。換言すればコストパフォーマンスで、コストとパフォーマンスを対比させたものです。

 タクシー乗務員ではコストは労働時間に対する支払われる金銭、言い換えれば時給になると思います。反対にパフォーマンスはそのコストつまり時給に対する収入になります。言い換えれば歩合給です。

 今年の1月のデータを基に乗務員の時給を計算してみました、コストになります。1乗務18時間、歩率60%として計算しました。今年の1月の営収平均は税別38,361円です。給料は38,361円×60%=23,016円になります。1乗務18時間勤務なので時給換算すると、23,016円÷18時間=1,278円/hとなるので、時給1,278円=コストです。・・・なんか悲しい数字です。

 求人サイトのモッピーから横浜市のアルバイト・バイト・パートの平均時給を計算するとアルバイトの平均時給は、1,133円となりました。因みに神奈川県ではタウンワーククスによると1,096円の様です。

 横浜市で18時間アルバイトをすると、1,133円×18時間=20,395円になります。この数字を1日に換算すると日給≒10,200円になります。タクシー乗務員は日給換算すると11,500円になるので、その差は1,300円という事になります。

 当然タクシー乗務員には社会保険、厚生年金等が有りますがそれを考えなければアルバイトとの日給の差額は1,300円しか有りません。

 タクシー乗務員の過酷な労働環境、つまり隔勤の様な不規則な勤務体系、18時間連続勤務などを考えると、アルバイトとの日給が1,300円位しか変わらないとなると、現在の様な乗務員の高齢化、人手不足などは・・・押して知るべしデス。

 それこそ「タクシー運転手の時給は牛丼屋の深夜勤務の時給と変わらない」は「当たらずとも遠からず」の様です・・・草

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