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何故配車クーポンか?

 今回は「何故配車クーポンか?」を書こうと思います。

 目に書いた様に、JapanTaxi、DeNa、滴滴(DiDi)は乗車クーポンキャンペーンをしている様です。特にDeNAは2018年12月5日から31日まで都内23区・武蔵野市・三鷹市各地域の移動であれば無料で利用できる「0円タクシー」を走らせました。

 「0円タクシー」ではスポンサーである日清食品のペイントを車体に施し、車内でCMを流すなど様々な広告展開をしてました。

 DeNaは配車アプリのみを展開している他の2社と違います。元々DeNaは日本のインターネット関連企業で、モバイルゲーム開発・配信を主業としつつ、SNS運営や電子商取引サービスなどを行う企業で2005年に 東京証券取引所マザーズに上場、2007年に東京証券取引所市場第一部に指定替えしています。他の2社とは違い一部上場企業になります。

 ゲームアプリなどの豊富な開発経験からDeNaは「機能で差を付ける以前に、アプリをダウンロードされないと何も始まらない」という事をゲームアプリの経験から実感しているにではないでしょうか?

 換言すれば、配車アプリの仕様は二の次で「先ずアプリのダウンロードがDeNaにとっての配車アプリのの出発点」の様に感じます。

 0円タクシーは50台と台数も少ないので、DeNAとスポンサーの両社に大きなリターンが期待できる事はないのではないでしょうか?DeNAの事業の柱は依然としてスマホ向けのゲームアプリだと思います。

 ゲームアプリは浮き沈みが激しいため、DeNaは安定的に収益が得られる分野を模索している様です。MOVや自動運転が第2の柱と考えているのでしょう。

 しかし、JapanTaxiや滴滴出行も配車アプリ開発を行っているので、大きな収益を挙げられるようになるには、数年単位の時間と、「配車アプリのモブの進化」が必要となるのは確実だと感じます。

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