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J社もD社もやる事は同じ

 今回は「やる事は同じ」を書こうと思います。

 先ず乗務員の事では在りません。JapanTaxiとDeNaの事です。現在、D社の展開する配車アプリにモブが有ります。無線の有る会社ではモブの端末と無線の端末の2種類の端末が車内に有ります。その為各々別の作業が必要で、限られた車内スペースは煩雑になっています。モブ端末、無線端末、領収書発行機、カード決済端末、等運転席周りは非常にゴチャゴチャしています。

 モブはなるべく早い時期にモブの端末と無線端末を一つに纏め、全ての作業をモブ端末で行う様にする予定だそうです。換言すればモブと無線の一本化です。又、前にも書いた様に電子マネーも対応出来る様にする様です。正に現在の横浜のタクシー業界はD社頼りの状態です。

 一方のJ社の乗務員向けのタブレットは「JapanTaxi DRIVER’S」と言う様です。そのJapanTaxi DRIVER’SでD社と同様に今回既存のタクシー無線配車システムとの一元化を行うべくシステムオリジン、JVCケンウッド、電脳交通、新潟通信機株式会社、日米電子株式会社、モバイルクリエイト株式会社の合計6社と開発及び検討を開始しました。

 JapanTaxi DRIVER’Sの2019年4月全国展開開始にあわせ、2019年内の配車システム連携開始を目指す様です。

 J社は既存の配車システムと乗務員向けタブレットの一元化を行い、乗務員の負担軽減を図るとしています。J社も現在ユーザーからの配車リクエストは既存の配車システム・ナビ画面へ表示される方式と、配車システムを介さず直接配車リクエストが届くタブレット「JapanTaxi DRIVER’S」を併用する方式が採用されています。

 J社は狭い車内で複数機器を操作しなければならない乗務員の手間削減や、複数の配車リクエストを一元化し効率的な営業ができるよう、無線配車システムと「JapanTaxi DRIVER’S」の統合を進め、2019年内のサービス提供開始をすとしています。

 D社もJ社も無線配車システムとアプリ配車システムの一元化で行っている事は・・・全く同じデス。J社が行えばD社も負けじと行うという図式の様です。J社も横浜に進出し、D社も負けじと東京へ進出しています。現在モブは東京で、荏原交通株式会社、東都自動車株式会社、日の丸自動車グループ、平和交通羽田株式会社、平和自動車交通株式会社、第一交通産業グループ、の6社と提携しています。神奈川県では82社と提携しています。

正にDeNaとJaPaNTaxiの仁義なきタクシーのIT戦争の様です。

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