SSブログ

タクシーのルート確認

 今回は「タクシーのルート確認」を書こうと思います。

 堀江貴文氏がツイッターを更新し、タクシー運転手に対する持論を述べ物議を醸している様です。事の発端は「タクシー運転手」をしているという人から、氏宛に批判的なツイートがされました。

 内容は「なたはどうも偏見が強すぎるように思えます。頭ごなしに最初から見下した態度で運転手に接しているところありませんか?例えば少し道が混んでいてもあなたは後付けであの道走った方が早かったんじゃねーの?みたいなこと言ったり。好感度落ちるばかりですよ」です。

 氏はこれまでにタクシーに対する不満を何度か表明していて、こういった事態を受け、このユーザーは氏に対して意見をしたものと思われます。

 自分が気になったのは、氏の「お前らの文句言われない保険でテンプレの『どのルートで行きますか?』って聞かれるのクソうざい。グーグルマップでええやろボケ」と持論を述べています。

 これを受け、ネット上では氏に対する批判も有った様ですが、今回は氏に共感する人も多かった様です。例えば、「確かにどの道順で行くか聞かれるのうざい。自分の時間を使いたいからタクシーに乗ってるのに指示係しないと駄目なのはロス」とか「これは激しく同意!プロなら安く早く行けるルートで行って!」など支持する人が多かった様です。

 氏の言う『どのルートで行きますか?』は乗務員が好んで言っているのではなく、会社からの指示で、氏の言う「お前らの文句言われない保険でテンプレ」は会社からの要請です。換言すれば、タクシ―事業者の保険のテンプレです。

 では事業者がこの様な事を尋ねるのを乗務員に課すのは、ルートに関する苦情が非常に多い事が根底に有ります。

 乗務員は、乗車した客が「近い、早い、」と思っているルートがベストルートです。A→Bへ行くルートはおそらく何種類も有ると思います。そこで乗務員が考え、客が考えていないルートを通ると、悪くすればクレームです。

 「プロなら早く安く行けるルートで行って!」は無理が有ります。我々プロのドライバーが早く、安く行けるルートを選んでも、「早く、安く」行くルートは乗客が考えているルートです。違うルートで行こう物なら「あっちの道の方が早いんじゃネ」・・・デス。

 これは自分に限った事では無く、現任の乗務員なら激しく同意すると思います。

 氏の言う様に確かにクレームを受けない為の保険の様な「ルート確認」す。それを「ルート聞かれるのクソうざい」と言われると・・・乗務員としては「苦言は会社に言って下さい」、としか言えません。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:求人・転職