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東京と横浜平均年収の差

 今回は「東京と横浜平均年収の差」を書こうと思いま

 タクシー乗務員年収のトップは、やはり」東京の「別区・武三」になると思います。京浜交通圏なおそらく3番の様な気がしました。

 東京の営収平均は9月になりますが、営収は税込み49,603円、税別45,928円です。走行キロは233,6キロ、実車率46.5%なので実車よりは108.7キロになります。」実車距離単価は約422円/Kmという事になり、1回当たりの平均単価は1,551円です。因みに乗車回数は29.6回になりキロ単価は約196円になりました。

 歩率をB賃で歩率60%と仮定すると、45,928円/1乗務×13乗務(1か月)×60%=358,238円が支払い給になります。よって年収は358.238×12ヵ月≒430万円になります。

 計算上ですが9月の東京特別区・武三地区の乗務員の年収は、430万円位の様です。平成28年 賃金構造基本統計調査の結果によると、東京都の442万円ですが、これは賞与を支給されている会社が有る為、年間給与は417万円です。計算した物とは約13万円のひらきがありますが、これは歩合率は各社によって違う所を一律60%とした為だと思います。

 賞与を支払って(AB賃)では、歩合率60%も無いと思います。

 同様に8月を基に京浜交通圏を計算してみます。前に書いた様に、経費運交通圏では、
稼働率76.5%、実車率43%、日車営収税込44,002円、税別日車営収40,742円、総走行キロ223.5キロ、輸送回数29.8回、1回当たりの単価は税込み1,501円(税別1,390円)になりました。実車キロは96.1キロです。

 同様に年収を計算し見ます。営収は40,742円×13乗務≒530,000になり、歩率を東京と同じ60%とすると月収は318,000円になります。そして年収は318,000×12≒381万円になります。

平成28年 賃金構造基本統計調査の結果だと、年間給与約347万円、賞与を加えると約359万円になります。東京で計算した物より誤差が多い様です。

 考えられることは、計算値が高く、統計数字が低いのは、乗務が少ない乗務員が多いのからか、単に年金受給をしながら乗務しているので、敢えて営収を抑えている事が原因の様な気がします。

 纏めると賞与を抜かした東京特別区・岳三地区の年収は、430万円位、京浜交通圏では381万円になりました。

 前に書いた様に東京と横浜では年収50万円のひらきがあります。月4万円、1乗務3,076円の開きです。共に乗車回数は29.6回と29.8回とほゞ同数です。という事は、やはり東京の方が乗車単価は高いと言えると思います。

 乗車回数だけを見ると、横浜の乗務員は頑張っている方だと思います。因みに数字は東京は9月、横浜は8月なので若干影響が出ているカモ・・・です。

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