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運行管理者に求められるもの

 今回は「運行管理者に求められるもの」を書こうと思います。

 前にも運行管理者の事を書きましたが、今回は運転手が求める「運行管理者の条件」を書こうと思います。

 おさらいすると、運行管理者は基本的に、乗務員の勤務時間や健康状態、売上金の管理を行っています。又、事故の対応や乗務員へのクレーム対応も業務の一つです。

 みな重要な仕事ですが、内勤の運行管理者の仕事は直接会社の売り上げに結び付きません。ここで合えて「直接」という言葉を使ったのは、間接的には結びつくからです。

 運行管理者が売り上げに間接的に貢献出来る仕事として、「稼働率」を上げる事と、「如何に運転手に気分よく仕事をしてもらえる」事だと自分は思います。稼働率が上がれば当然売り上げも稼働台数に比例して増えてきます。なのでどこの会社も稼働率を上げる事が最大の命題です。言い換えれば、稼働率は会社の生命線です。

 よって、如何に稼働率を上げて会社の収入を増やすかを考えるのが運行管理者の最大の仕事ではないでしょうか?

 では、稼働率を上げるには如何したら良いのでしょうか?これは何処の会社も頭を痛めている問題です。

 前に「東京タクシーグループ」の事を書きましたが、この会社のモットーは「乗務員思いの会社」だそうで、2015年からタクシーの洗車を業者に委託して乗務員の負担を軽くしたそうです。

 前にも書いたと思いますが、この会社は2005年に1社10台からスタートして、現在6社424台まで規模を拡大しました。

 この会社の凄いところは、稼働率の高さです。東京の稼働率平均が約80%のところこの会社の稼働率は90%超だそうです。

 この会社の社長は「少しでも気持ちよく仕事をしてもらえるよう、笑顔で話を聞く事を心がけている」と言っています。

 この言葉を、今の会社の運行管理者に聞かせたいものです。詳しい事は省きますが今の運行管理者は・・・最低です。

 話は長いし、乗務員の話は聞かないし、融通なんて利くはずも有りません。これでは「笑顔で仕事」なんて夢の夢です。

 運行管理者は、運転手から内勤になった人が多い仕事で、会社の運行管理者もそうです。
運転手時代は大したことが無かったそうなので、営収を上げて来る運転手の気持ちなどサッパリです。

 兎に角最低で運転手からも嫌われています。弱い者には強く、強い者には弱く・・デス。

 ディスリが多くなったのでこのへんで。

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