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運行管理責任者試験2017年度第2回の結果

 今回は運行管理責任者第2回の結果を書こうと思います。

 運管の試験は毎年、全国各地で3月第1日曜、8月第4日曜の2回行われる様です。2017年度第2回(2018年㋂4日)に実施された結果が発表されました。

 その前に試験内容ですが、試験を行うのは「法益財団法人運行管理者試験センター」というところが行っています。

 試験内容は、貨物・旅客ともに30問のうち 原則として、①総得点が満点の60%(30問中18問)以上であること、②次表の(1)~(4)の出題分野ごとに正解が1問以上であり、(5)にいては正解が2以上であること。を満たす必要が有ります。出題分野は、(1)貨物自動車は貨物自動車運送事業法・旅客自動車は道路運送法から8問、(2)道路運送車両法から4問、(3)道路交通法から4問、(4)労働基準法から6問、(5)その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力から7問題され、上記の様に各分野の正解が最低(1)~(4)ではが1問以上であり、(5)にいては正解が2以上であることの条件を満たす必要が有ります。

 要は旅客の試験は、道路運送法・道路運送車両法・道路交通法・労働基準法の法務の問題が23問(約77%)、業務に関する知識等が7問(約23%)という事になります。

 2017年度第2回(2018年㋂4日)に実施された結果です。旅客部門は全国で8,588人が受験し合格者は2,928人だった様です。合格者のうち基礎講習修了資格で受験したのは2,706人で、合格者の94.2%だった様です。

 受験者数は、貸し切りバスの安全対策強化などで史上2番目に多かった様です。神奈川県の合格者数は、東京、大阪、北海道につぎ152人でした様で合格率35.6%だそうです。全国平均の合格率は34.1%の様なので、全国平均より若干良い様です。

 一方貨物の方は、29,063人が受験し、合格率は33.0%なので9,605人が合格しました。やはり運管は、貨物の方が需要が多い様です。

 受験の為の基礎講習は、神奈川県のNASVA(独)自動車事故対策機構 神奈川支所というところが行っている様で、次回の8月第4日曜の試験の為の基礎講習は、平成30年7月25日(水)~27日(金)に「かながわ労働プラザ3階」で行われる様で、ネット予約開始日は4月1日になっています。

 受験会場については、試験日の前に郵送する「受験通知書」で知らされるので、受験申込するまで不明です。

 神奈川県の受験者数は、Ⅹ人×35.6%=152人より、大体430名前後が受験した計算になりますが、多いか少ないか・・・どっちでしょう?




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