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何故、東京と横浜の営収に1万円の違いが有るのか?

 今回は東京特別区と京浜交通圏の違いは?を書こうと思います。

 タクシー運転手の方なら当然知っていると思いますが、東京特別区とは東京23区の事を指します。23区も有るので東京の運転手は全ての区を満遍なく地理を理解して、何処に乗客がいるか可能性が高いかを知ることは不可能だと思います。当然、京浜交通圏の横浜も同様に何処に乗客がいるか可能性が高いかを知ることは不可能だと思います。

 では両地域とも「どこに乗客がいるのか?」が分からないのに営収が1日約1万円違うのでしょうか?

 東京特別区は地図を見ても分か通り、23区の中心に「港区」、「千代田区」、「中央区」が有り、西側に「新宿区」、「渋谷区」、「世田谷区」、「目黒区」、「品川区」が有ります。区名を見ただけでも客がいそうな気がします。中央区には、区内には、日本橋・八重洲・築地・月島・晴海・銀座等といった街があります。

 千代田区は言わずと知れた官庁街で、明治以降に官庁街とオフィス街、文教地区が形成された事により、昼と夜の人口差が約15倍~20倍有るそうです。区内の大手町はオフィス街で読売・産経・日経新聞本社が、丸の内もオフィス街で、東京駅西側に在り三菱グループ関連のビルが多くある様です。有楽町も有楽町駅、日比谷駅の周辺の地域でニッポン放送が有ります。霞が関は官庁街で警視庁本庁舎。永田町は国会議事堂や自民党本部、民主党本部、首相官邸があります。麹町は麹町駅、半蔵門駅が有り、1番町~6番町迄有り、大使館や、日テレ分室、ソニー・ミュージックエンタテインメント本社が有ります。紀尾井町にはホテルニューオータニ、一ツ橋には毎日新聞本社です。

 港区は企業が本社を多く構える区の一つであり日本ビジネスの中心です。特に、虎ノ門・新橋・芝をはじめとしたオフィス街では、経済活動が活発です。青山・赤坂などの商業エリアや、六本木などの歓楽街、麻布・白金台などの住宅街、汐留・台場などの大規模開発地区があり、駐日大使館や外資系企業も数多く有ります。

 3区だけでこの状態ですから23区全体を見れば・・・

 一方横浜です。全く話になりません。本社が有るのは西区に日産とコカ・コーラ及び相鉄、神奈川区にケンウッド、都筑区にサカタのタネとパナソニック、戸塚区にコナカ、中区にスリーエフ、港北区にPCデポ、その他崎陽軒、タカナシ乳業、TVK,神奈川新聞・・・ばらばらの地域に本社があります。

 東京の港区の様なオフィス・商業・歓楽街・住宅街を兼ね揃えた区は有りません。

 東京特別区は、「中央区」、「港区」、「千代田区」の3区を抑えておくか、得意エリアとすればソコソコの営収は期待できる様なきがしますが。東京の運転手の方、どうですか?半分横浜の運転手のやっかみですが・・・そうです。

 この3区と横浜を見ても営収1万円の差は当然だと思います。

 しかし、当然東京の運転手の方も苦労している事は・・・分かっています。

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