アプリ配車専用の不思議
今回は「アプリ配車専用の不思議」を書こうと思います。
とりま、何回か空車時に「迎車板」と車外に向け表示している車両が有り、その行為が「マッチング率を引き上げようとする動きがあると聞く」とデジタル大臣が発言し、「もしこれが事実であれば道路運送法に違反する行為だと非難した。」事を何回か書いた記憶が有ります。
要は、発言の問題点は、①実際には空車にもかかわらず「迎車中」と表示している、②アプリでの配車にすぐに対応できるようにしてマッチング率を引き上げようとしている、の2つです。
自分は横浜の乗務員ですが、自分に限ってですが横浜では見た事が有りませんが、東京でそんな話が出るのら東京では迎車板を使って迎車表示でアプリ配車を狙っている車両がいるのかも知れませんが、その様な行為は、アプリのマッチング率を上げようとする様な行為ではなく、無線配車時代の「無線待ち」に近いと思います。
無線待ちの時代は、迎車板を使うのではなく、ただ単に空車で待機していただけです。もし「コンコン」されたら当然乗せます。
自分が勤務する横浜には、ほゞほゞ毎日の様に横浜市のある部局から無線配車が朝の9時位からあり、稀に午後にも配車がある事は有りますがメインの時間帯は朝9時~10時頃でこれを言ったらその部署はバレバレですが、台風などで大雨が降った翌日は必ずと言って良いほど無線が鳴ります。
それを知っている乗務員は近くで「無線待ち」をしています。(笑)これは、無線で配車を依頼する事が必ずあると分かっているので、休憩かたがた「無線待ち」をしているだけで、公的機関なのでチケットで、行き先は市内が殆どですが、ほゞほゞ往復になるので料金もそこそこ出ます。
偶に、他の事務所までと言った事も有りますがそんな時はついてなかったと諦めます。無線配車を狙う事てそんな物です。
又、今の様に必ず無線が出る時間が決まっている事は稀で、あとは、自分の経験で無線が出た場所をある程度経験して無線勘を養うくらいです。様は、この付近は無線が多いといった経験則です。
そんな無線が今は配車アプリになっただけで、乗務員のアプリ配車を取りに行き行動は変わりません。話を戻しますが、大臣の発言を受けたかのように、あるタクシー会社はこれまで迎車板での営業をやめ、スーパーサインで「迎車」と表示して走るようにしたそうですが、スーパーサインを迎車にすると原則無線は配車されないので、おそらくアプリ配車もされないと思うので、この会社が迎車板を止めてスーパーサインにした事の意味は、アプリ配車を取りに行く事を諦めたのでしょうか?・・・・・知らんけど(笑)
又、ブログにも書きましたが、「アプリでの配車にすぐ対応できるようにしてマッチング率を上げようとする」という点ですが、現在、アプリでの配車が増えているとはいえ、そんなに頻繁に迎車の依頼があるのかと言った事が疑問です。
洒落た名前を付けたアプリ配車用車で営業しているドライバーは、常にアプリ会社から迎車依頼を受けている状態で待機なり流しを行っていて、そして、実際の乗客からの申し込みが入ると、迎車地点を変更して乗客を迎えに行くというシステムになっています。要は、アプリ会社が本当の依頼が入るまで仮迎車をしている事になっています。
換言すると、ライドシェア車についているライドシェアのサインは、客を乗せてい無い時は「迎車」のサインという事になります。草
迎車版で配車を待つ行為・・・・・それ程大騒ぎする事?
乗務員は配車率なんて気にしてネ~シ(笑)
コメント 0