SSブログ

スリップ制迎車料金の落とし穴

今回は「スリップ制迎車料金の落とし穴」を書こうと思います。


  とりま、今回の東京のタクシー運賃改定で迎車に掛かる「迎車料金」の価格問題が有った様で、同じ配車アプリを使用する会社でも迎車料金に対する姿勢が大きく違っていました。


  とりま、東京ではGOを使用する会社は迎車料金300円とアプリ利用料金の100円の合計400円とする会社が多くを占めた様です。


  ですが、このブログにも書きましたが迎車料金には定額と「スリップ制」の2種類が有るのでこのスリップ制を適用している会社も有るので注意が必要だと感じます。(@_@)


  念を入れて再度書きますが、「スリップ制迎車料金」とは、固定の迎車料金とは異なり、迎車距離に応じたメーター運賃が迎車料金として徴収される制度で、配車されて迎車に向かうタイミングからメーターを回し始めま、通常、迎車中にメーターでカウントされる距離は1km2kmの上限があります。要は、上限1㎞のスリップ制か上限2kmのスリップ制になります。


  上限1kmのスリップ制は、乗客が依頼して依頼を受けたタクシーが乗車依頼を受けた場所からメーターはカウントし始めるのかが基本となり、例えば乗客が配車を受けたタクシーから500mの位置にないたとすると距離計算と金額はどうなると思います?


  仮に迎車料金400円で上限1㎞のスリップ制だと、殆どの方が1㎞未満なので迎車料金は400円じゃネ、と考えると思いますが、迎車料金はその通り400円ですが乗車距離が変わります。


  固定の迎車料金は乗車した時からメーターを入れますが、スリップ制の乗車距離はタクシーが配車依頼を受けた時からメーターは回っているので、乗客が500m離れた位置にいると初乗りを1.2㎞だとすると、1.2km―迎車距離500m=700m走っただけでメーターは上がります。


  又、初乗りが2kmの時に乗客と配車依頼を受けたタクシーの距離が1.5㎞離れていたとすると乗客を乗せる為に走ったスリップ上限1㎞と乗車後の1㎞で合計2kmになるので、乗車後1㎞走っただけでメーターは上がります。


  超雑に纏めると、初乗2km、上限スリップ1kmの時、迎車位置まで1㎞以下の時は配車を受けた位置から2㎞、迎車位置が1㎞を超えると、上限スリップ距離1㎞と乗車後1㎞走った時にメーターは上がります。


  なので、乗客はスリップ制の迎車料金の方が「このタクシー、メーターが上がるのが早いじゃネ?」という事になって草。


  迎車料金は、1kmのスリップ制のタクシーが1km以上の迎車距離を走行しても、それ以上初乗り距離を迎車中に消費することはありませんが、乗車後は上記して様に初乗り距離は短くなります。


  上記の例では、1.5㎞の位置に乗客がいるのでスリップ上限の1㎞との差の500mは距離に参入しませんが、スリップ上限の1㎞は参入されます。


  因みに、東京のGO対応タクシー会社の迎車料金でスリップ制を行っている会社は東京都あきる野市に有る「横川観光」と言う会社ですが同社のホームページには残念ながら「迎車料金」に関するものは有りませんでした。(@_@)


 


 



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:求人・転職

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント