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水に浮くEV車

 今回は「水に浮くEV車」をかこうと思います。


  昨今、空飛ぶ車が話題になっていますが、自分は空飛ぶ車?・・・・・車じゃなくてドローンじゃネで(笑)


  ネットでは、空飛ぶ車が話題になっている様ですが、「水に浮く車」は盲点でした。草。横浜にも水陸両用車の観光バスの「スカイダック」を日の丸交通が運行しています。乗った事は有りませんが(笑)


 スカイデッキ.png


 この車は、東京では「スカイダック」と呼ばれているそうで、お台場、スカイツリーで運行している様です。要は、水陸両用車で、世界的にはDUKW=DUCK=アヒルの愛称で親しまれていて、水上・陸上共に走行が可能な自動車のことで、軍事用途で用いられることが多い様ですが、近年ではその特性を生かし、観光事業や防災、趣味などにも利用されていて、日本では水上を走行する場合、法律上の船舶として扱われています。


  記憶に新しい知床の遊覧観光船事故の船長は、この水陸両用車の運行を行っていた様です。(>_<)


  で、この水力両用車には、東京都港区三田に有る特定非営利活動法人 日本水陸両用車協会 =JAVOという組織が有る様で、平成19年(2007年)102日に設立された組織の様です。


  現在の水陸両用車は、当然、軍用の物もありますが、それだけではなく趣味に用いる為のキャンピングカータイプ、スポーツカータイプや、観光・輸送用のバスタイプなど幅広いタイプに進化している様です。前記した「東京ダックツア」は20120321日~1014日まで、水辺活性化実験として始まったのが元になってるみたいです。(@_@)


  この協会は、20074月に「水陸両用バス」アースデイ東京2007に参加したのがデビュー戦の様です。


  観光バスだけではなく、愛称「カッパミニ」という世界初の水陸両用タクシーの「がいあ1号」と「がいあ2号」という車を日本水陸株式会社が所有し、200712 月、世界初となる「水陸両用車のタクシー」として営業許可を取得したそうです。今から15年も前の事です。(@_@) 因みに、通常は自動車として一般道路、高速道路を走行し、運転席操作で車両後部のスクリューを出して船舶として水上走行が可能で、タクシーは運転席、後部座席は航行中に波浪等の影響を受けないような水密構造となっているそうで・・・・ドイツ製だそうです。


 水陸両用タクシー.png


 現在存続しているかは分かりませんが(笑)大阪には「大阪だけの名物水陸両用観光タクシー」が有るか有った様で、大川すいすい得プラン(約30分)と、お城と大川すいすい得プラン(約40分)が有り、それぞれ13,000円と16,000円の様です。


  これらの水陸両用車は、車体後部下にスクリューが付いているので、水中ではそのスクリューが当然推進力になります。


  ですが、現在は電気自動車の水陸両用車が販売されています。(^_-)-☆。それが「水に浮くEV」の『FOMM ONE』という車で、日本の電気自動車ベンチャーが独自に開発した軽自動車で、日本のナンバーを取得し、さいたま市内でカーシェアのサービスが始まりまっている様です。(@_@)


 EORM1.png


 トヨタ車体で超小型EVCOMS(コムス)』の開発を手がけた方が開発を行い、2013年にFOMMを起業、FOMM ONE の原型となる『FOMM Concept One Phase Ⅰ』を発表したのは2014年のことの様で、2019年にタイで量産と市販を開始したそうです。(@_@)


  公式サイトには「世界最小クラスで4人乗り、緊急時には水に浮く電気自動車」というキャッチコピーが掲載されているので、水陸両用車とは若干意味合いが違う様です。推進量はスクリューでは無く。前輪のホイールが特殊構造になっていて、ホイールが水を吸い込み車輪が回る事で後方へ排出する事で推進力を得る様です。


  仕様は、全長×全幅×全高 2585×1295×1550 mm4人乗り、11.84 kWhのリチウムイオン電池、一充電走行距離のNEDC166 km、お値段・・・・・・275万円(税込)なので、補助金を使えば240万円前後で購入出来る感じです。


  NEDC166㎞は少し短い様な気がしますが、ちょい乗りには良いかも?買おうと思いませんが(笑)


アピールしているのは水陸両用では無く、緊急時に水に浮く?・・・・緊急時って?



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