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事前確定料金と事前確定変動料金

 今回は「事前確定料金と事前確定変動料金」を書こうと思います。

 国土交通省は10月25日(金)、新たなタクシーの運賃料金体系として『事前確定運賃』を認可しました。取り敢えず、『事前確定運賃』とはアプリで運賃とルートを事前に提示できるシステムです。なので、事前にルート検索や運賃計算を行う仕様のため、アプリ注文が必須となるので、流しや、タクシー会社に電話注文を行う際や、道や乗り場で乗車する際には『事前確定運賃』を選ぶことはできません。(>_<)

 これが事前確定料金の概要になります。

 これにひと手間加えたもが、国土交通省が発表した、希望する人の多寡などに応じて乗車前に確定するタクシー運賃を変動可能にする「事前確定型変動運賃」にいなります。

 要は、従前の「事前確定料金」はタクシーの繁忙時間帯に関係なく常に同じ金額でした。ですが「事前確定変動料金」は、これまで一律だった運賃を天候やイベント開催などにともなうタクシー需要の変化にあわせて、各社が任意に変動可能とする制度で、配車アプリを通じて、乗客のタクシー乗車前に運賃を確定し明朗性を保つんぽで「流し営業」には適用しないそうです・

 要は「事前確定料金」+「変動乗車料金」になります。気になる変動幅は、公定幅の下限から1割引きした額(初乗り351円)と上限から2割増しした額(同504円)の範囲で、変動後運賃の平均単価が公定幅の範囲内(390~420円)に収まることを条件とする様で、深夜割増や障害者割引を別途付加できるそうです。
事前確定変動.png
 国交省の説明では現在は、390円~420円ですが、それが390円×90%=351円、420円×1.2=504円となり上記金額になります。

 なので、事前確定料金では、初乗り金額が351円~420円になる様です。なので変動幅が初乗り351円と上限から2割増しした額=同504円の範囲になり、変動は幅420円÷(501円―351円)≒36%になるので、変動幅は約36%になる様です。

 ここ迄はなんとか分かりますが、初乗り以降がどの様になるか疑問です。(@_@)
事前確定.png
 参加する業者は、配車アプリ「GO」と「Uber(ウーバー)」を採用している17のタクシー会社が東京23区内などの計約9100台で試すそうです。詳細は、モビリティテクノロジーズは11月30日まで23区および武蔵野市、三鷹市をエリアに約8100台の車両で試す。ウーバージャパンは12月13日まで約1千台で北区と板橋区、練馬区を除く東京都特別区で実験するそうです。

 いくらコロナ禍が下火になったとしても・・・・・「事前確定変動料金」早すぎない?(@_@)

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国土交通省は10月25日(金)、新たなタクシーの運賃料金体系として『事前確定運賃』を認可しました。

とありますが、いつの話でしょうか?
by お名前(必須) (2021-10-25 16:25) 

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