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東京特別区・武三地区の昨年11月の営収

 今回は「東京特別区・武三地区の昨年11月の営収」を書こうと思います。

 年が明けた1月になりようやく昨年11月の営収が公表されました。何時も昨年同月比と比べていましたが、今回は前年と先月の10月と比べてみようかと思います。

 先ず、昨年の11月の数値ですが、➀稼働率70.2%(昨年同月比▼8.9P)、➁実車率39.1%(▼7.6P)、③輸送回数21.9回(▼6.8回)、④総走行距離206.5㎞(▼30.5㎞)、⑤実車距離80.7㎞(▼29.9㎞)、⑥1日1車営収(税込み)37,142円(▼27%)税別33.428円、⑦乗車単価(税込)1,696円、税別1,526円、⑧回数当たりの乗車距離3.68㎞となった様です。

 10月の成績は、➀稼働率73.6%、➁実車率40.1%、③輸送回数22.6回、④総走行距離205.2㎞、⑤実車距離82.2キロ、⑥税込営収37,948円、税別営収34,153円、⑦乗車単価税込1,670円、税別1,520円、、⑧回数当たりの乗車距離3.63㎞、という事になりました。

 ぶっちゃけ先月の総変わりは有りません。しかし新聞には「総営収38%減、下げ幅拡大」という見出しが躍っています。➁、③,④はほとんど10月と変わっていないなく、乗車単価に至っては税込26円、税別6円11月の方が逆に高くなっています。

 営収の基本は乗車単価だと思いますが、その乗車単価は先月より若干ですが高くなっています。要は、乗車単価が上がっているのに、「下げ幅拡大」。当然、一昨年はコロナの影響も有りませんでした。コロナの影響が無かった時と比べ、下げ幅の大小を比較するのはどうなんでしょう?。下げ幅を比較するのは対前月比の方が良い様に思うのは自分だけでしょうか?

 新聞には、「1日1車当たりの営収は37,242円、27%減、前月比の下げ幅は2.6ポイント増えた」
としています。要は、前年に比べ、対前年同月比、対前年前月比とも下げている事を言いたかった様です。

 前の月の対前年比を比べ、下げ幅の大小を比べるのはどうなんでしょう?結局、10月も11月もコロナの影響が出ています。しかし、新聞報道を読むと対前年同月比では去っている事は確かだと思いますが、1日1車当たりの営収は10月の税別営収34,153円、11月の税別33.428円となるので、≒で。11月は10月の98%です。

 前にも書きましたが、営業収入12億9369万8000円のようです。車両台数は1,701台なので、1,701台×37,142円×30日=13億8505万6250円となりますが、発表は12億9369万8000円となっています。

 そうすると1日1車の営収は、12億9369万÷1701台÷30≒27,142円になります。この27,142円と37,142円に差額の1万円の意味が再度、ワケワカメで草が生えます。

 要は、11月は10月と比べ、1日1車当たりの営収は約98%位だった様です。新聞の下げ幅は前年同月比なのでコロナ禍前の数字との比較にしかなりません。前年の数字を言われても、傷口に塩を擦り込む様なものです。草

 今は、遠い目をして「昨年は良かったナ~」なんて悠長な事は言っていられません。(笑)

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