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アプリ配車割合は・・・2%

 今回は「アプリ配車割合」を書こうと思います。

 DeNAは事業統合の際「タクシーの月間輸送回数に占める配車アプリの利用率は、競合アプリを足し合わせたとしても「多く見積もって2%程度」だと言っていました。要は、事業統合の背景に「タクシー配車アプリ普及率の低さ」が有ると言っています。

 又、日本のタクシー事業者の99%が、タクシー200台以下の中小事業者だといい、台数ベースでも中小事業者が86%を占めることから、業界の構造的に新しい技術が採用されにくい状態にあり、市場の課題に対し「このまま別々にやってもいいけど、両社力合わせたほうがいいよね。ということでJapan Taxiとの統合に至った」とDeNAは言っています。

 翌日の「DeNAは2月5日に発表した2019年4~12月期決算(国際会計基準)で、主力のゲーム事業を中心に493億円の減損損失を計上し、同期間の営業損益が441億円の赤字に転落した」との発表を聞くと「このまま別々にやってもいいけど、両社力合わせたほうがいいよね。ということでJapan Taxiとの統合に至った」と言う言葉も虚しく聞こえます。草

 昨年の12月の原価計算対象事業者の売り上げは、99億9.670万6千円だったようです。DeNAが言う様にアプリ配車が2%だと仮定すると、その売り上げは約2憶円になります。京浜交通圏の平均乗車料金は、税込営収47,794円÷乗車回数29.7回≒16,000円になります。

 そうすると、昨年の12月は、2億円÷1,600円≒125,000回の配車回数が有った事になります。1日に直すと約4,100回の配車になります。原価計算対象事業者の数が分からないので1社及び1台当たりの平均配車回数は?・・・デス。

 運輸局から公示されている「一般乗用旅客自動車運送事業の運賃原価収入算定・処分基準」の中の「原価計算対象事業者の選定」の項目の中で、「選定した標準能率事業者の中から、抽出事業者数の最低は10社とし、30社を超える場合は30社を限度とすることができるものとする。」という記載が有る事は前に書きました。そうすると1社当たり1日410回~136回の配車が有る事になります。草

 自分の勤めている会社では、昨年の集会の時モブの配車回数はもう直ぐ月2,000回になる様な事を言っていた様な気がします。車両数は100台位だと思います。という事は2,000÷30日÷(100台×80%稼働率)≒0.8回/台になります。草。1日に66回の配車回数になります。

 前記した1社当たり1日410回~136回の配車は平均単価から逆算して出した数字で、「もう直ぐ月2,000回」も確かでは有りません。草

 モブも配車回数を公表していないので、根拠の2%の配車回数の数は・・・予想するしか有りません。ってか、如何でもいい事です。草

 モブの言う様にアプリ配車回数が2%位だったら、日本は本当にアプリ後進国の様です。苦草

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