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JapanTaxiタブレットに再指導

今回は「JapanTaxiタブレットに再指導」を書こうと思います。

 前に日交グループのJapanTaxiの後部座席の広告タブレットを巡り、JTXは昨年の11月に国の「個人情報保護委員会」から、後部座席の広告タブレットの車内カメラでの撮影に付いて、「乗客への説明が不十分」と指導を受けました。

 言わずもがな、JTXの社長は「日交の会長」且つ「全国ハイ・タク連&東京ハイ・タク連」の会長の「川鍋氏」です。

 この度、目出度く(草)JTXIに「個人情報保護委員会」から2度目の指導が入りました。JTXIではホームぺージ上で再指導を受けた経緯を説明している様です。

 ここで、何故再指導?という疑問が浮かびます。最初の指導は有体に言えばJTXIは、“画像判定に利用した画像は性別の判定後、サーバーに送信されることなく端末内で即時削除されており、端末・サーバーを問わず一切保存されておらず、他の目的に利用されたことが無い事、又、ホームページ・プレスリリース等において、カメラの存在及び利用目的は公表しておりました。”と言っている様です。要は、「個人情報保護法の適用を受ける個人情報の取得等」を行っているとの“認識”が無かったと言っています。

 この指導でJTXIは19年4月までにカメラの存在や利用目的をタブレット端末の画面上に表示するようにした様ですが、政府の「個人情報保護委員会」は「改善に時間がかかり過ぎた」と指摘し、個人情報保護法上の義務を迅速に履行できる体制作りを進めるよう、再度の指導に踏み切った。同委員会が再指導を公表するのは異例の事の様です。草

 改善を図る計る時期=4月=車内タブレットに利用目的を表示する時期、の式になります。しかし、左記改善が図られる4月迄撮影は続いていた様です。換言すれば、タブレットが改善されるまで「個人情報保護委員会」の指導をシカトして撮影していた事になります。

 当然、指導した側も指導を5ヵ月間もシカトし継続撮影していたら面白いはずは有りません。そこで「時間がかかり過ぎじゃネ」と2度目の指導になったと感じます。あくまで私見ですが。草
 
 業界内では、「問題の発生から大分時間がたっており、改良されたと聞く。運賃改定先送り問題も有り、このタイミングで何か“陰謀”の様な物を感じる」と、何やら物騒な言葉が聞かれます。

 もう一つの理由はJTXIは4月に予告通り案内表示を完了していた様ですが、「個人情報保護委員会」の委員は、「本人に利用目的を通知し、カメラが作動している事を“掲示”する必要が有る」と言っています。

 JTXI側は、「2019年4月上旬までに“車内タブレット上”においてカメラの存在・利用目的を“表示”するという方針を、2018年12月中に決定いたしました」とホームページ上で公表しています。

 委員会の委員が言っている「掲示」では無く、タブレット上での表示に留まります。これも「個人情報保護委員会」からすればOUT判定になるのでしょう。

 グダグダと長くなりましたが、JTXIの4月の改良は、「掲示」ではなくタブレット上の「表示」に留まっていて、4月まで1回目の指導をシカトして継続撮影を行っていた事が2度目の指導を受ける原因の様な気がします。

 業界内の「陰謀」の意味は・・・?で草が生えます。

 事業者から「委託されたタブレットを置く場所を貸しているだけなので、個人情報に関知していないが、責任は有るのか?」と質問が有った様ですが、委員は「委託元に監督責任は有るが、一般消費者の立場からすれば、「場所を貸しているだけで知らない」は納得しづらい。貸している以上責任を持つのが企業」と当たり前の事を言われた様です。草

 トヨタのジャパンタクシーもJTXIも何かとお忙しい様で草が生えます。

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