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割引キャンペーン過熱・川鍋会長の見解問う

今 回は「割引キャンペーン過熱・川鍋会長の見解問う」を書こうと思います。

 最初に断っておきますが、この表題は新聞に載っていたものです。東京のハイ・タク協会の理事会での事を書いた記事でした。

 このブログにも「各配車アプリのキャンペーン」という事で書きました。やはり想定通り理事会では配車アプリの割引キャンペーン巡り議論が集中しました。

 自宅にJTXの1,000円割引クーポンが投函されていた理事から「運賃ダンピングに当たらないか」と問われると、案の定「配車アプリ会社が行う旅行業法の範疇」と答えています。

 同じことを「みんなのタクシー」が同じ様な事をしても違反にならないかと確認したところ、川鍋会長は以下の様に答えています。

 JTXの社長と前置きしたうえで、「法律で許される範囲で、競合の動きと相まってやっている。JTXはタクシーの進化がテーマ。業界の未来のためにつくった。品位を汚さない範囲だと思う。“やりすぎだ”と言うなら検討する」と答えています。

 これは川鍋氏が冒頭に言っている様に「JTXの社長」としての見解で有り、東京ハイ・タク協会の会長としての意見では有りません。単に配車アプリの会社の社長として、“やりすぎと言うなら検討する”としか言っていません。要は「“みんなのタクシー”が同様の事を行っても違反にならないか」と言う事に回答していません。「論点と自身の立場のすり替え」
です。

 又、「法を犯していなくても会長の立場上どうか」と言う指摘に対しては、「利用者を増やす活性化に必要な範囲と、運賃体系を崩すものとの境目が必要。我々は運賃制度が生命線。経営委員会の正副委員で調査・研究している」と回答していて、“会長の立場”としては回答していなく、又しても論点のすり替えです。「東京ハイ・タク協会の会長」と立場としての見解を求められているはずです。

 この様になる事は分かっていました。前にも書きましたが、川鍋氏の日交が「スマホdeタックン」を脱退した時、「わたしも東タク協の会長としてはややよろしくなかったなと、いま振り返って思うこともあります。正直なところ、個人的な部分もあってそういう結果になってしまったのは私の不徳の致すところという面もあったかなと思っています。このぐらいでご容赦いただきたい。」と答えています。

 要は“個人的な部分“=JTXの社長=JTXの配車アプリのシェア拡大=今回の様な過度な各配車アプリのキャンペーン・・・の構図です。

 今回の理事会で、「会長」としての立場での回答は無い様な気がします。理事も理事で、「なぜもっと突っ込まない」と情けない気がします。

 協会の会長になるには、会員継続10年以上、理事6年以上との条件が必要の様で、前回は川鍋氏しか候補者はいなかった様です。

 理事会では任期満了に伴う役員改選のスケジュールが示された様です。

 今回も・・・草

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