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政府の未来投資鍵・自家用有償運送にタクシー参画と相乗りを検討

 今回は「政府の未来投資鍵・自家用有償運送にタクシー参画と相乗りを検討」を書こうと思います。

 安倍首相が議長を務める「未来投資会議」が地域の移動手段を確保する一策として、「タクシー事業者が白ナンバーの自家用有償運送に参画」するという新方針を打ち出しました。

 大まかに言えば、タクシー事業者が市町村から委託受け、「運行管理」面などで協力するという事の様です。

 首相は、「自治体は「交通事業者のノウハウの活用で負担軽減、利用者は安全・安心な交通サービスが受けられ双方にメリットが有る、としています。

 換言すれがば、自家用車を使って有料で客を運ぶ「ライドシェア」の活用を拡大するための、道路運送法を改正する方針を表明した事になります。自家用車による輸送は、「白タク」として原則禁止なので、公共交通手段のない地域で住民の利用に限って現在は認められていますが、活用が進んでいないのが現状の様です。

 交通事業者が有償運送の実地主体に参画する場合の法則を整備すべきだとして、必要に応じ道交法の改正を来年の通常国会に提出を検討する様に揚げ、今年の夏に閣議決定する「成長戦略実行計画」に盛り込むことを目指す様です。

 ここ迄読むと「タクシー事業者が、自家用車を使って有料で客を運ぶ“ライドシェア”」という言葉聞いた覚えが有ります。

 それは2017年に「三ヶ森タクシー」が規制改革指針会議に提案した、コストカットした別モードのタクシー=ハイヤー的なタクシー=1.5種的免許、と類似した無い様です。当時この社長の提案理由は、「“ハイヤー的なタクシー”があれば、より利用者のニ ーズに応えられるのではないか?」というものでした。

 ”規制改革推進会議”で当時は認められませんでしたが、ここに来て一転”未来投資会議”で「別モードのタクシー」は認められる事になった様です。今回は「タクシー会社が自家用車ドライバーの運行を管理する仕組み」という事なので、三ヶ森タクシーの提案が影響を与えた事は確実の様です。

 「相乗り」に関しても、国交省が実証実験を実地して導入方針を検討中なので、未来投資鍵も重視。「地域や要件の限定は書けずに一般的に導入する。通達を整備する」としています。

 「未来投資会議」とは「将来の経済成長に資する分野における投資を“官民が連携”して進め、“未来への投資の拡大に向けた成長戦略と構造改革の加速化を図るための司令塔”として開催される会議。」になり、議長は内閣総理大臣です。

 又、変な名前の法律が有る事を知りました。それは「公共交通空白地有償運送法」でこれは前記のバスやタクシーなどの公共交通が十分にない地域を“過疎地域”とし、2006年、道路運送法が改正され、「過疎地有償運送」として制度が始まった様です。換言すれば、NPO法人や社会福祉協議会が地域住民に提供する運送サービスという事になります。地域の住民などが講習を受けて運転手になり、料金を得て客を運ぶそうです。

 国の規制の具体的な見直しを議論する政府の会議には、「規制改革推進会議」、「経済財政諮問会議」、「働き方改革実現会議」、「未来投資会議」など乱立しています。全て「構造改革を進めるうえでカギを握る会議という位置づけになっている様です。

 皆さんも聞いた事の有る「骨太の方針」はこの「改革の司令塔」としての役割を担ったのは経済財政諮問会議の物です。

 全て官邸に設置されされています。況や首相のリーダーシップを握る会議の様です。

 タクシー乗務員の待遇や人材不足などに係わるものは・・・当然有りません。大草


 

 



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