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日交の優先予約

 今回は「日交の優先予約」を書こうと思います。

 タクシーを使う人の中には「予約」を行ってタクシーを利用して要する人がいます。タクシー車両の車載器に「予約時刻」が表示されます。大凡その迎車時間の15分~20分前に乗務員に無線が入ります。

 どの位前から予約を受け付けているか分かりませんが、上記の様に乗務員に知らされ、無線の配車指示が入るのは15分~20分前になります。当然乗務員は「迎車時間指定」なのでその時間になれば客は乗車すると考えがちですが、実際は予約したのに平気で20分位待たされる事が有ります。

 さすがに無線配車センターも1時間前に予約無線を落とす事は有りませんが、15分~20分前には配車を行います。繁忙時間に予約無線を落とされ、尚且つその時間になっても客が現れないで15分待たされると・・・そのような事が有るので、自分は無線を取るのを止めました。因みに自分は「羽田定額」、「成田定額」も受けていません。

 「定額」を受けない理由は無線配車の予約と同じ様に「時間指定」が有る為、指定時間の1時間前位から仕事が出来ません。万一ロングを拾ってしまったらアウトです。尚且つ迎車地域によってはかなり割安の為自分としては定額には旨味が有りません。

 ってか自分の勤めている会社では、魅力の「成田」は予め行く車が決まっている様なので、「成田」期待の定額は無理で、その不公平感も有って定額は受けていません。

 話が逸れましたが、日本交通には「優先予約」という予約方法がある様です。Japan Taxiのホームへージによると、「朝方の混み合う時間帯や悪天候などでタクシーが混雑する時間帯に、ネット決済を通じて980円を追加でご負担いただくことで、優先的にタクシーを予約することができる機能です。」と記載されています。

 要は「優先予約」では迎車料金410円+980円=1,390円が乗車料金と別に発生します。換言すれば、繁忙時に優先予約でワンメーターの利用だと、支払うのは1,800円になります。IapanTaxiが言う様に 「タクシーが混雑する時」にワンメーターの410円を1,800円にする意味が分かりません。本来410円の処1,800円になるなるから、「運転手にはいいんじゃネ」と考えがちですが、この980円はJapanTaxiが持って行ってしまうので、運転手の営収には410円の迎車料金とワンメーターの410円の820円しか営収に反映されません。

 「優先予約」は客が指定した時刻の40分以上前から車を拘束する様なので、優先予約のワンメーターは運転手からしたら「悪夢」です。

 優先予約が多い時間帯はどこを走っても客が手を挙げて、乗務員としては稼ぎ時です。

 JapanTaxiのホームページの優先予約ではご丁寧にも「アカウント設定画面にて【優先予約を常にON】を有効にしておくことで、通常の予約がいっぱいでタクシーのお手配が出来ない時間帯においても優先予約を利用してタクシーをご予約いただくことが出来ます。」と記載しています。

 迎車料金が割高ではないかという事で「変動迎車料金」の事が話題になっていますが、日交の川鍋氏は子会社のJapanTaxi を使って、乗務員営収に寄与しない迎車料金より高い「優先予約」を行っています。

 遠路から迎車で向かう為に40分間拘束される運転手の事を考えると、その優先予約代金をJapnTaxiが徴収するのは・・・

 全タク連の会長として如何なものでしょう?

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