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タクシー料金の支払い方法の変遷

 今回は「タクシー料金の支払い方法の変遷」を書こうと思います。

 自分がこの業界に入った時は、タクシーの支払い方法は「現金」、「クレジット」、「チケット」位だったと記憶しています。

 それがいつの間にか「スイカ使えますか?」と聞かれる様になりました。それが近年では、鉄道やバス、モノレール等の交通機関はIC乗車券での利用が一般化してきている様なので、前記の「スイカ使えますか?」はよく聞かれます。残念ながら自分が勤めている会社では使用できません。

 スイカは非接触系ICカードなので、一番の特徴は「かざすだけ」で使用出来る事です。一方のクレカは一般的なものの多くは磁気カード式のものになりますが、近年スキミングなどに対策の為にクレカのIC化が進んでいますが、現在は相手側の端末がICチップに対応していないものも多い為、磁気テープとICチップが両方あるカードもある様です。現に自分の持っているカードは両方を搭載しています。

 ICカードにも2種類あり前記した非接触型と接触型が有ります。接触型は端末にカードを挿入して利用するタイプの物です。非接触型の物は、Suicaや楽天Edy、WAONなどをはじめとする多くの電子マネーなどで使われています。カードをかざすだけでデータのやりとりが行えるので、すばやく決済できるのが特徴です。

 中国でも日本同様、ICカードによる支払い方法が進んでいましたが、アリペイ等の普及が中国全土で広がりを見せている為、まずは各都市のバスの支払いを「QRコード方式」にすることを決めたそうです。

 前にも書いた様に、日本交通は東京23区・武蔵野市・三鷹市で運行するタクシーに、スマホ決済サービスを提供している「Origami Pay」と中国最大手の電子決済サービスである「Alipay」でのQRコード決済方法を導入しました。

 この事により現金の出し入れが不要になる為、キャッシュレス決済換言すればスマホ決済になる様です。使い方は非常に簡単で、タクシー車内に設置してある専用の端末に支払金額と決済方法の選択画面が表示されるので、OriganiのOrigami Pay」、又はアリババの「Alipay」を選択します。すると、選択した端末に合わせたQRコードが表示されるので、そのQRコードをそれぞれのアプリで読み取ると、支払が完了します。

 現在はスイカなどのICカード又はクレジットカードが一般的に普及している日本ですが、今後はQRコード決済が徐々に広がっていくかもしれません。

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