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Alipay(支付宝/アリペイ)

 今回は「Alipay(支付宝/アリペイ)」を書こうと思います。

 皆さんもご存じか分かりませんが、中国ではキャッシュレスが非常に進んでいて、小さな店舗でも電子マネーでの支払いが主流になっています。現在では中国のモバイル電子決済市場は約610兆円にもなり、アメリカと比べるとの50倍以上の規模になっています。

 この10年で日本は中国に金融関係で既に後れをよる事になってしました。10年前は中国では日本ほど高度な金融システムが無く偽札の流通も多かった様ですが、この10年で中国はキャッシュレス化が進み、モバイル決済率が実に93%まで伸びましたが、日本はいまだ現金決済率が多く、モバイル決済率は僅か6%に留まります。

 「Alipay」(以下“アリペイ”)とは、インターネットショッピングモールのタオバオを運営するアリババ・グループのモバイル決済サービスで、グループ子会社のアント・フィナンシャルが2004年12月にサービスを開始した電子決済サービスです。

 中国では元々、クレジットカードがさほど浸透していませんでした。その中でも「銀聯デビットカード」が一般的には使われていましたが、そんな中、近年急激に普及したのが電子決済サービスのアリペイです。要は「デビットカード」を使った電子決済サービスです。

 日本で使えるのかが疑問になりますが、2017年1月よりローソンでサービスを開始して、リクルートライフスタイルの「モバイル決済 for Airレジ」に対応済みの様です。

 タクシーでは日本交通が、タクシー車内のデジタル化に向けて、また新たな一手を繰り出しました。それが、Origamiと日本交通、日本交通のグループ会社であるJapanTaxiの3社による、日本交通のタクシーに設置されている「TokyoPrime」端末を活用して スマホ決済サービス「Origami Pay」(オリガミペイ)に対応すると発表しました。東京23区と武蔵野市、三鷹市の3500台のタクシーが対象な様です。

 このサービスは前記した中国最大手の電子決済サービス「Alipay」(アリペイ)にも対応している様です。2012年創業の「Origami」はファッション系のモバイルECとして事業がスタートしている企業の様です。

 持っている自分の銀行口座・クレジットカードを事前に登録すれば、支払い時にQRコードのスキャン、もしくはバーコードの提示で支払いが完了します。言ってみれば「お財布携帯」の様な物です。

 換言すれば「Origami」も「アリペイ」もお財布携帯の様な物です。言ってみればタクシーの支払いは、「現金」、「クレジットカード」、「スイカのどの電子マネー」に加えて「Origami」や「アリペイ」のお財布携帯でも乗車料金の支払いが出来る時代になった様です。

・・・時代は変わりつつある様です。

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