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カカオカープールサービス=自家用車ライドシェア

 今回は「カカオカープールサービス」を書こうと思います。

 「カカオタクシー」は目に書いた様に、JapanTaxiと業務提携を行った韓国最大のモビリティプラットフォームを運営するカカオモビリティ株式会社の配車サービスです。

 韓国のタクシーでは乗務員の96%に当たる24万人が加入、ユーザーは1,900万人を超えていて、累計の配車件数も4億件に至ります。チョット分からないのが、加入種数が事業者単位ではなく、乗務員単位で96%にあたるところです。

 又、今年にはビックデータやAIベースのタクシー配車システム「スマート注文」機能を導入し、アップグレードしたタクシー利用体験を提供しました。その他に外勤・出張・夜勤などに使用する法人専用の「業務タクシー」サービスも展開しています。何だか「日本交通」の様です。

 ネットを見ると、「カカオタクシー」の評判は上々の様です、が、疑問が残ります。運転しているのは同じタクシー乗務員のはずなのに、なぜかカカオで配車した人のカカオに対する評価は良い様です。

 そんなカカオがやってくれました。通勤時間帯に目的方向が同じ人同士、「自家用車」で相乗りできるよう結びつける「カカオカープールサービス」を導入するそうです。すでにアプリをリリースする方針を発表し、ドライバー募集を始めたそうですが、まだ正式なサービス開始時期は明らかにしていません。

 タクシー事業者側も黙っていません。全国タクシー労働組合連盟など複数の団体らが大規模集会、ソウル市タクシー運送事業組合も、全面ストライキを実施し集会に参加すると表明しました。

 参加者は、集会後に「相乗りサービスにかこつけた自家用車の違法営業追放」を求めるデモ行進を計画しているそうです。

 これに対し韓国のネット上では、タクシー業界批判が多く見られたそうです。

 カカオモビリティを引受人とする第三者割当増資を実施し、15億円を調達した、JapanTaxiの代表の川鍋氏は、「自家用ライドシェア=ウーバー」絶対反対の立場です。

 氏がカカオの自家用車を使た「カカオカープールサービス」、換言すれば「自家用車のライドシェア」を業務提携会社が行う事をどう考えているでしょう・・・?

 

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