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超小型モビリティ・チョイモビ ヨコハマ

 今回は「超小型モビリティ」を書こうと思います。

 皆さんも横浜の街中で日産 ニューモビリティコンセプトを見かけた事が有ると思います。これは2010年に開発された4輪で前後2人乗りの超小型モビリティで、横浜市では「チョイモビ ヨコハマ」というカーシェアリングサービスが現在行われています。

 1度の充電で約100Kmの走行が出来て最高速度は80Kmの様で2人乗りです。この車両は。現在の道路運送車両法上には適合しないため、道路運送車両法に基づく基準緩和を活用した超小型モビリティの認定制度の許可を取得して走行している車両の様です。

 「道路運送車両の保安基準」には基準緩和認定制度が存在します。基準緩和とは、「高速道路などは走行しない」、「交通の安全と円滑を図るための措置を講じた場所において運行すること」といった特殊な条件を付すことで、超小型モビリティが公道を走れるようになっています。

 平気で普通に市内を走行しているのに、「交通の安全と円滑を図るための措置を講じた場所において運行すること」・・・横浜市内は「交通の安全と円滑を図るための措置を講じた場所に」に合致するのでしょうか?

 国交省によると「超小型モビリティとは、自動車よりコンパクトで小回りが利き、環境性能に優れ、地域の手軽な移動の足となる1人~2人乗り程度の車両をいいます」となっています。

 言い換えると、軽自動車よりも小さいく原付よりパワーが有る「超小型車」が新たなモビリティになります。

 2012年5月に政府が軽自動車と二輪車の中間の車両として「超小型車(超小型モビリティー)」を道路運送車両法に加えることを検討していると報道されましたが、道路交通法の改訂も必要になる為、課題が山積し超小型車の実用化はいまだめどが立っていません。

 トヨタは、「コムス」という超小型モビリティを販売しています。これは取り扱いを法律上、「原付」とすることで道路運送法上の問題をクリアした様です。

 えっ、4輪で原付と思われる方もいると思いますが、そこのとこは話が長くなるのでまたの機会に書きたいと思います。

 日産のニューモビリティコンセプトは現況では市販されていません。

 では、横浜の街で見るニューモビリティコンセプトはどの様にして走っているのでしょう?

 それは、超小型モビリティ(Nissan New Mobility CONCEPT)を活用した「チョイモビ」というカーシェアリングを使用している様です。

 カーシェアリングと言っても、事業主体はチョイモビ横浜運営事務局で、URLは日産レンタカー内のページです。要は何の事は無いレンタカーです。

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