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小泉改革と安倍首相&竹中平蔵

今回は「小泉改革と安倍首相&竹中平蔵」を書こうと思います。

 何回も書いていますが、小泉内閣は平成13年に発足してから、規制緩和・自由競争促進の政策を、次々に進めました。

 平成13年には、鉄道会社の路線等の裁量を拡大、会社の株式の分割規制を撤廃。平成14年はタクシーの参入規制を撤廃、バス路線の新設廃止を自由化。平成15年は資本金1円での会社の設立を可能化、公立の施設の管理経営を民間に開放。平成16年は外人弁護士の参入促進、製造業への派遣労働解禁、コンビニでの一部医薬品販売拡大。平成18年は違法駐車の取り締まりの民間委託、郵政民営化の実現、などです。

 2001年(平成13年)4月26日から2002年(平成14年)9月30日まで続いた第一次小泉内閣、即ちタクシーの規制緩和が行われていた時期の官房副長官は、現在の安倍首相で経済財政担当大尽は竹中平蔵氏です。

 その後の、2005年(平成17年)10月31日から2006年(平成18年)9月26日まで続いた第3次小泉内閣では、現在の安倍首相は官房長官に、竹中氏は総務大臣に就任しています。

 そうして小泉首相の後を引き継いだのが現在の安倍首相で、第1時安倍内閣の誕生です。その後民主党に政権を奪われますが、2012年に再び自民党が政権を奪い返し、安倍首相第2次内閣の誕生で、現在に至ります。

 話が逸れましたが、タクシーの規制緩和の時は、安倍氏は官房副長官、竹中氏は経済財政担当大臣です。小泉純一郎元首相はトップダウンで政策決定する場として諮問会議をフル活用し、郵政民営化など政権の重要政策の多くは諮問会議を舞台に決まった様です。

 財界代表者ら4人の民間議員の政策提言をして策の方向性を打ち出すスタイルは「選挙の洗礼を受けていない民間議員が国の重要政策を決めるのはおかしい」と言われた様です。

 その後、小泉第2次内閣の時に元内閣府特命担当大臣(経済財政担当)だった当時民間人だった竹中氏が担当を外れてから,諮問会議が改革のエンジンからアリーナへ,などといわれてきたわけですが,公式には「決定の場」から「議論の場」へ変えていくことです。

 竹中氏はTV番組で、「今度リストラされたタクシー運転手の息子もね、車増えたんで運転手になったんだよ。そうすると前から自分の給料三割下がったかもしんないけどね、それで0.7になってもね、息子も0.7だからね、足すと1.4で前より増えてるんだよ」と言っています。

 しかし、タクシー1台当たりの売り上げが落ち込む結果ともなっていて、2009年10月には超党派議員たちによって、タクシー事業者への規制を再び強化し、供給過剰が顕著な地域では安易な増車ができにくくする、いわゆる「タクシー活性化法」が施行され、現在の「改正タクシー特措法」に繋がります。

 何を書いているのか分からなくなりましたが、竹中氏は、「新経済連盟」の三木谷氏と同様にライドシェアには賛成の様です。

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