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昼と夜の営収計算

 今回は昼と夜の営収計算を書こうと思います。

 前回は、1日の走行キロ206キロ、実車率41%、営乗車回数23回で営収が税別35,000円、1回の実車距離が3.7キロ位で、乗車時間は走行時間14分、その客を探すのに33分掛かっているのでは?と、書きました。

 今回は22時以降に2割増しになる事も考えてもう少し具体的に考えたいと思います。2割増しになる時間帯はPm10時~翌Am5時の7時間です。乗務時間18時間の約39%が2割増しの時間になります。

 乗車回数を時間当たり2回とすると1日の乗車回数は2回×18時間=36回になります。そうすると2割増しの時間帯は39%なので、36回×39%=14回になります。

 これは深夜時間料金体の7時間を全て使える勤務体系の朝9時に出庫、翌日のAm5時に帰庫した時です。朝の出庫が早ければ深夜帯(Pm10時~翌Am5時)の勤務時間も短くなります。1時間出庫が遅くなる(Am8時出庫)と深夜帯は6時間になります。6時間÷18時間=33%、Am7時に出庫すると深夜帯は5時間になり、5時間÷18時間=28%になります。

 それぞれの深夜帯の乗車回数は、36回×33%=12回、36回×28%=10回になります。運転手によって朝が強い人、夜が得意な人がいると思います。1日の営収の平均が1,521円なので、1日の営収は目標を50,000円とすると、乗車回数は50,000円÷1,521円≒33回になります。

 有体に言えばこの営収50,000円を朝に比重を懸けるか夜の2割増しに懸けるかになると思います。

 朝7時の出庫だと、Pm10時までに23.83回、8時出庫だと22回、9時だと20.17回の乗車回数になります。夜の営業はそれぞれ、9.17回、11回、12.83回です。因みに休憩はPm10時までに取る計算です。

 先ず昼と深夜帯に分けてそれぞれの単価を計算しました。昼の1回当たりの運賃平均をX、1日の1回当たりの運賃平均を1,521円とした時、以下の式で昼の運賃平均を算出しました。

 昼の時間の割合を総乗車回数に乗じて昼の回数及び夜の回数を算出しました。例えばAm7時出庫だと昼間の乗車回数は23.74回、Pm10時以降は9.13回になります。それを元に、
(23.74回×X円+9.13回×1.2倍)÷32.87回=1,521円を展開すると、Xは1,441円になります。同様に8時、9時を計算するとそれぞれ1,424円、1,415円です。

 長くなるので端折って結果だけ書きます。7時、8時、9時の順番で、昼単価→昼回数→昼売り上げ→夜単価→夜回数→夜売り上げの順で書くと、

 7時では1,441円:23.74回:34,214円;;1,729円:9.13回:15,791円。

 8時では1,424円:21.92回:31,208円;;1,709円:10.96回:18,725円。

 9時では1,415円:20.09回:28,419円;;1,698円:12.78回;21,705円

 若干数字が合わないのは端数の丸め方だと思います。

 合計営収はそれぞれ、50,005円、49,933円、50,120円です。

 あくまで営収目標を50,000円とした時、営収平均を2017年度度の数値を用いたもので、回数の振り分けは時間案分で、金額は深夜帯の割り増し金額が1.2倍という事を基本としましたので・・・?ですが、自分は9時前後に出庫していますがPm10時までの営収の目標金額は30,000円です。・・・

 時間当たりの売り上げが3,000円計算で出庫時間を決めればよいかもしれません。その時間当たり3,000円で2時間、3,000円×2時間=6,000円を、早い時間で稼げるか遅い時間で勝負するか・・・

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