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初乗り410円の損得の続き

 今回は初乗り410円の損得の続きを書こうと思います。

 前回書いた式を再計算すると、計算間違えが有った様で、730円と410円の距離が一致する最小距離が求められてしまいました。答えは2Kmで距離が一致します・・・どこで計算間違えしたか分かりません。

 そこで、今回はエクセルで計算してみました。

 旧料金体系は{(X-2,000m)÷280m}×90円+730円で計算し、新料金体系は{(X-1,052m)÷237m}×80円+410で計算して比べてみました。

 旧料金では初乗り2Kmで730円の後、280m移動して距離が2.28Kmになると料金は820円になります。よって820円÷2.28Km=359.649円/Kmになります。 新料金では2Kmになって価格が730円です。その後は2.237Kmで料金は730円+80円=810円になり、810円÷2.237Km=362.092円/Kmになり、新料金の方が距離単価は高くなります。

 この傾向はひたすら続きます。加算距離が違うので2Km以降の最小公倍数の66.3Km(237m×280m)迄距離の数値は同じになりません。

 各々の2,000円代、3,000円代、4,000円代、5,000円代、6,000円代、7,000円代でキロ当たりの単価を平均して比べてみました。最初に記載しているのが新料金で、新料金単価:旧料金単価になります。

 2,000円代→360.1617:360.1617、3,000円代→353.7508: 346.2402、4,000円代→349.8256
:340.7575、5,000円代→347.6742:337.3243、6,000円→346.0167:334.8933、7,000円代→344.8137:333.1305となっていて、全ての価格帯で新料金の方が高くなっています。

 6㎞代に注目してみると、旧料金が6.48Kmで2170円、新料金が6.266Kmで同じく2,170円です。

 ほかに距離が近いものを見ていきます。新料金→旧料金の順番で書いていきます。
3185mで1,130円→3120mで1,090円、1,450円で4.133Kmと4.24Km、金額は最小公倍数の80円×90円=720円ごとに同じになります。要は1,450円、2,170円、2,890円、3,610円・・・で同じになります。2,890円だと8.399Km:8.720Kmです。

 纏めます。数字的に見ると2Km以上は全て新料金体系の方が高額です。巷で言っている6.5キロくらいまでは、値上げと値下げが混在するというのは・・・計算上あり得ません。唯一あり得るとすれば、時間メーター料金を考慮した時くらいではないでしょうか。

 自分の様なタクシー運転手でも計算すれば分かってしまう様な事を、何故オブラートにくるむ様に隠すのでしょうか?ある意味タクシー王子はタクシー運転手の味方かも知れませんが、底が薄すぎると感じるのは・・・自分だけでしぃうか?

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