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3大実験プロジェクト開始と現在までの経過

 今回は3大実験プロジェクト開始を書こうと思います。

 3大プロジェクトとは「相乗り」、「プライベートリムジン(個人客向けハイヤー)」、「車庫の貸し出し」の事を指します。タクシー事業の革新に向け、国交省が主導する実験プロジェクトです。相乗りとプライベートリムジンは3月11日迄、車庫は21迄実験が実施されます。

 やはりタクシー運転手が気になるのは「相乗りタクシー」ではないでしょうか。

 相乗りの実証実験は、大雪の影響で2日遅れてスタートした様ですが、自分は逆に大雪の様にタクシーが捕まらない時の方が良かった様な気がします。国交省は「安いから相乗り」という価格だけに目を向けていますが、「タクシーが捕まらないから相乗り」という事を国交省はお忘れの様です。

 そんな嫌味はさておき「相乗りの」の方法です。大和は相乗りを希望する利用者が同乗者を募り、主要駅などアプリ上に設けた場所に集まって相乗りをする様です。

 日交の方はアプリ上でマッチングした2人をピックアップする方式の様です。

 両方とも今一の様な気がするのは自分だけでしょうか。

 そして2社の結果です。大和の結果は国交省が想定の1つにあげると言っている終電後の深夜の時間帯、想定の1つと言っていますが、本命なのででしょうが終電後の深夜の利用のケースはなかった様です。利用したケースもあった様ですが、都心のエリア内では近距離の移動が目立った様です。担当課長は「応募が有ってもそれに対応する応募がなく、マッチングが成立しなかった。相乗りに抵抗があるのかもしれない。1度乗ってもらえれば運賃の安さに気づき、タクシーの使い方も変わってくる」と話し、「まずは必ず自配車できる態勢を作る」と意気込んでいるそうです。

 目を疑いました。意気込.む方向が違っています。「まずは必ず自配車できる態勢を作る」ではなく、「まず利用しやすい環境を作る」事、換言すれば「終電後でもマッチングが成立しやすくする」ではないでしょうか。

 一方日交の方は「申し込みはそれなりにあったが、時間帯、場所、行き先がそろわず、なかなかマッチングしなかった」と語っております。

 この結果に対し担当者は「利用実績や使ってくれた人たちの声を分析し、マッチングしやすい仕組みを研究していきたい」としています。

 大和と日交の担当者の声を聞いてみると、的を得ているのは日交の担当者の方だと思います。少なくても大和の担当者の様に的外れな事は言っていません。

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