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「新人時代」

今日は「新人時代」について書こうと思います。

っとその前に、皆さんはタクシー会社って「赤字」、「黒字」、どっちだと思います?・・・全国の約6割が赤字だそうです。私が勤めている会社も「赤字」だと言っています。ま~会社の言っている事ですから信用していませんけどネ。

 抑々、運転手って勤めている会社が「赤字」でも「黒字」でも関係ないと思っていると思います。(私だけですかネ~)「赤字」だから俺が会社の為に頑張ろうなんて・・・思います?

 所詮、オール歩合給なんだから自分の為に頑張るだけです。会社の為に頑張って欲しけりゃ、それ相応の待遇をして欲しいものです、何たって全国の年収平均が300万の業界ですから。

 でも4割の会社は赤字では有りません。その4割の会社の運転手が会社の為に頑張っているから赤字では無いのでしょうか?・・・違います、自分の為に頑張っているだけです。(営業区域でも赤字、黒字は関係あるかもしれませんが)

 話が又今日のテーマからずれ始めました・・・ずれたついでに会社は非常に「稼働率」を気にします。(私が勤めている会社だけかも知れませんが?)

 「稼働率」って分かります?その会社が稼働できる車台数に対して何台稼働しているか又は稼働したかの割合です。(保有している車に対する実動車台数の割合と言えば分かり易いかも?)。概ね稼働率は85%前後ではないでしょうか?・・・多分ですヨ。
90%を超えている会社はそんなに多くないと思います。

 例えば50台保有している会社では、43台位しか稼働していない事になります。残りの7台は・・・車庫でお休み中(休車)です、売り上げは0円です。でも維持費は掛かります。最近のタクシー会社はタクシーを購入でなくリースしている会社も多いと思います。私の勤めている会社もそうです。・・・休車していても、保険料リース料は当然掛かります。
・・・タクシーって結構所有しているだけで結構な金が掛かるもなのなんです。・・でも運転手には関係有りませんネ!

 タクシー保有台数が多い程、車に係る経費が多くなります。その為日の営収平均が35000円だとすると、7台の休車で1日約25万円がパーです。1ヶ月だと25万円×40%×30日=300万円が・・・露と消えます。・・・でかいです。
だから会社は「稼働率」に拘るのは「自明の理」です。

 ただでさえ年収300万円の世界です(東京特別区を除いて)。好んで業界に入ろうという人はある意味「神」です。・・・私が勝手に思っている事ですが。

 そこで会社は考えます。「たとえ少しでも営収が有れば0いいんじゃネ」。そしてそーっと耳元で囁きます。・・・甘~い声で、祝金30万円あげるヨ~、免許代出してあげるよ~、3ヶ月は保証してあげるヨ~
生活も支援するヨ~っと。

 釣りに例えるなら甘~い声の囁きは「コマセ」です。大海に出て腹を空かせて「コマセ」と分からず食いつく幼魚か、「コマセ」と分かっていても空腹に耐えきれず食いつく成魚です。

 私は入社祝金とは、運転手を祝っているのではなく、「入社して貰って有難う~」って小躍りしながら自分を祝っている様な気がしますが・・・皆さんはどう思います?
私は業界にいて、穿った見方だと思っていますけど・・・

 やっぱり話がずれてしまいました。次回こそ「新人時代」を書こうと思います。

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